電音の工場ブログ

趣味の電子工作を中心としたブログです.音モノの工作が多いです.

新フォームファクタ導入

フォームファクタ導入

6月の終わりから、

こんなようなエントリをあげて次への展開を考えていた。

タカチFSの3U版をベース(IEC60297-3的)にFPパネルを積極的に利用する案を採用した。

大型物件

その上で大型物件を購入(id:Chuck:20060802#p1)。これは何かと云うと GATOR のポップアップ式ミキサーケースである。山下シンセを作り始める前に逡巡(id:Chuck:20040702#p1)していたアレを、新フォームファクタのために購入してみた。

ところが購入に際して、良くわからない。メーカー資料では深さ 6.5インチが"rackable"と言っているにもかかわらず、国内の販売店の情報はWEBで検索する限りでは軒並み「123mm」と言いやがるのだ。実際にメールで問い合わせても、「中はフラットで凸凹はない。深さは123mm。」と云う。123mmならFSベースの新フォームファクタは収められるし、まあいいか、ということで買ってみた。

届いた。

開けてみた。

測ってみた。

中は凸凹じゃないか。考えてみりゃ、そうだ。引っ張り出しハンドルがあるのだから。

奥行きも160mm以上あるじゃんかよ。6.5inch×25.4mm/inch = 165.1mm である。

やはりメーカーは正しかった。販売店は嘘つきだった。ていうか、どこかで聞いた情報を転がしているだけで、中身を確認していないのだろう。ま、いいほうに転んだけど。

これで去年のサミット(id:Chuck:20051128#p1)のように SKB 8Uラックを転がしていくことも避けられるかと… それでもまぁ、深さがないとはいえ12Uなので でかいけど。

材料が揃わないけど、ちょっと作業

結果、深さが165mm だったので、5UのUTに収めていた山下シンセ(id:Chuck:20060627#p1 , 奥行き140mmぐらい)も問題なく入るということがわかったのである。

そうとわかれば、移植の準備。UTケースのネジ止めバーUTBは活かして、サイドをM-222で固め、あ、ちょっと幅が足りないのね、それでは大きめのナットをカラーがわりに入れて、おー、入った入った。

FSは、タカチで出しているキットをそのまま買ってくると寸法が合わないので、機構部品をバラで買ってきた。それが先日(id:Chuck:20060806#p1)の記事である。

こんなバラ部品を在庫しているお店は見当たらないので注文をして入荷を待って受け取ってきた。いやー、タカチの夏休み*1前に買えてよかった。足りない部材は東急ハンズへ行って調達予定。

とりあえず仮組みをして、MIDI2CVのパネルにあたるものの穴あけをして、仮組みしたFSもどきにマウントしてみる。うん、いい感じ。

粛粛とパネルを作っていけばいいのね。とりあえずはバラックで止まっているさまざまな基板をパネル化していかなくては。

電源も移植しなくては…

いじりまくっていたら写真撮り忘れた

いじるので精一杯で写真撮り忘れました。どうもすみません。FSもどきが本組みになったぐらいできちんと写真を撮ろう。

やっぱりCLIFFを考えよう

アルプスの基板型の可変抵抗器を買ってきて、あーでもないこーでもない、と。こうやればパネルに基板固定ネジを出さなくてすむな、とかなんとかやっていた。

可変抵抗器のある奴はいいけど、そうでないタイプのモジュールはジャックで基板を支えることになるのか。

やはりCLIFFのCL1834 CL1384というジャックを考える必要がありそうだ。100個で£23+送料+VATか…