電音の工場ブログ

趣味の電子工作を中心としたブログです.音モノの工作が多いです.

オシロスコープを買っちゃいました

オシロスコープを買っちゃいました.RIGOLのDHO914S.

DH914S

仕事では職場にあったテクトロのアナログをずっと使っていたのですが,趣味の電子工作でも自宅オシロが欲しくなってTDS2002を買って使っていました.買ったのは2002年頃っぽい.ラインのテスト工程とかで使うような比較的安価な製品ラインナップで,趣味の電子工作でも使われ始めたハシリの機種だと思います.カラーにするか4chにするか帯域は60MHzでいいかなど計測器ランドで散々悩んで買った覚えがあります.
その後はデジタル化・ダウンサイジングが一気に進んで BRINGO とかコンパクトなのがたくさん出てきて,近年はロジアナでプロトコルデコードしたりファンクションジェネレータが載ったりと多機能になってきました.
趣味の工作で現用しているTDS2002もTDS3054(借り物)も数世代古いので,USBとかついていなくて波形のキャプチャが面倒なんですよね,製作記事化するようなとき.ROLLY ブースタの記事の波形なんかオシロの管面写真ですよ.ブラウン管じゃなくて液晶だけど.
そんなこんなで今年の9月にDHO800/900シリーズというコンパクトな,電源はUSB-CでPDなモバイルバッテリでも駆動できる,それでいてロジアナやファンクションジェネレータが付いているという機種が発表になって気になっていたところ,アマゾンのプライムセールでちょい安だったので買っちゃいました.解析プロトコルがリッチだったので800じゃなくて900,ファンクションジェネレータが欲しかったのでSモデル,予算面から250MHzは諦めて125MHz,ということで DHO914Sです.高速が欲しいときはTDS3054が使えるから…
身体がテクトロ慣れしているので最初のうちは戸惑うかもしれないが,早速使っていこうと思います.VESAマウント穴もあるので浮かせて使いたいのですが,ディスプレイアームを取り付ける場所がもう見当たらなくて悩み中です.


HDMI出力の使い方

購入したオシロ DHO914SにはHDMI出力があります.
ちょうど以前購入したHDMIキャプチャデバイスが出てきたので,Win機にUSB3で接続して画面表示.デバイスはUSB Videoとして見えます.ソフトウェアはOBSです.ビデオキャプチャバイスとしてデバイスを追加し,画面キャプチャできることを確認しました.動画も記録できるはずです.これは便利です.OBSで静止画画面キャプチャしたのが下の絵です.

OBSキャプチャ画面

さっそくデスクトップのWindows10のPCとアップルシリコンのMacBook AirにOBSをインストールして環境を整えました.

iPadも試してみました.iPadOS17以降のUSB-C機で外部ディスプレイとして動かすことができるようになったということで,この機能が使えるかなと.上記PCやMacで試したものに更にUSBハブを通して接続します.アプリケーションはどうすればいいのかなと調べたらいくつか対応のものがあるようです.FaceTimeでは左右反転表示になってしまいましたが,Easy C@M という250円のアプリで画面表示できることを確認できました.ただ,iPadに表示させるとそのままタッチできるような錯覚を覚えてしまいますね.ついiPadをタッチして「あ,ちがう」となります.

 

使用したデバイスやソフト