電音の工場ブログ

趣味の電子工作を中心としたブログです.音モノの工作が多いです.

ARMWSD

20040919基板写真

avr-gcc で工作(その7)

回路を追加しました。AVRを中心とした回路図と子基板に追いやる周辺回路図とに分けました。

20040919回路図 20040919回路図

周辺回路図からわかるように、ロータリエンコーダを付加しました。これは秋月電子通商で200円ほどで売っている、メカニカルタイプのものです。オシロで見たらチャタリング、バウンスが激しかったので、ソフトウェアの方で工夫が必要そうです。

さらに7セグメントLED を3桁用意しました。AVRのピンを節約するために、74HC595 を挟んで、シリアル転送しています。SERでデータを入れて、SCKでシフトして、RCKで出力段ラッチにコピーする仕組み。桁数分だけ595 を用意して、ダイナミック点灯は行っていません。ダイナミック点灯では写真に撮ったときに綺麗に写らない可能性が高いのでステージ写真*1が映えません。ということでこだわりのスタティック点灯です。

なお写真に写っている7セグ3桁基板は検討用の冶具の位置づけです。本番ではケースに合わせてまた作ります*2。ちょっと発光が強いような気がするので、本番では抵抗値を調整することにしましょう。本当はこの定数では74HC595のsink電流の総計が定格ぎりぎりです。もう少し大きい電流制限抵抗を入れるべきです。また7セグメントLEDは手持ちの関係でアノードコモンのものを使用しました。ゆえに 595の出力ポートが1で消灯、0で点灯です。リセット時全点灯から始まるっていうのがイマイチです。G の制御も入れるかなぁ…

オシロスコープ

自宅ではテクトロニクスの TDS2002 (60MHz, カラー 2ch) を使っています。2年ほど前に会社で10年ぐらい前に書いた特許の報奨金が出たのでそのお金で買いました。計測器ランドで安かったのと、これまでテクトロのオシロしか使ったことがなかった*3ことが機種決定の要因です。100MHz モノクロ 2ch のものと悩んだのですが、測定対象は低周波だし、「複数の信号を表示させるときにカラーの方が視認性がいいですよ」とテクトロの営業さんに云われ/デモされ、なるほどと思ってこの機種にしました。

これに RS232C/セントロ/GPIB のコミュニケーションインターフェースを付加して、アンテナにも上っている activecellさんの EasyComm を利用して Excel で波形取り込みなどできるようにしてあります。

で、電気雑誌を読んでいたら、このTDS1000/2000 シリーズのアダプタにコンパクトフラッシュメモリなどを付けられるものが新発売になっているじゃありませんか。http://www.tektronix.co.jp/Products/Measurement_Prod/Osc/tds_opnc_pcs1.html

いーなー。ほしーなー。

また特許を書くしかありませんな。次は 200MHz, 4ch ぐらいの狙いで! しかし次は BRINGO に移ってしまうかもしれません。

直接関係しないけれど、id:suikanさんの記事 g:ecrafts:id:suikan:20040918#p1 に触発されて書いてみました。

*1:?

*2:配線数が多いのでちょっと憂鬱。

*3:一瞬 菊水をいじったことがあるか…