山下シンセ ― ケース問題再び(続)
山下シンセ ― ケース問題再び(続)
前回の記事(id:Chuck:20060628#p1) に有用なコメントをいただきました。どうもありがとうございます。
r0r0さん:
家にあるラック機材はパネル前面はALPSのこんなhttp://www3.alps.co.jp/WebObjects/catalog.woa/PDF/J/Potentiometer/MetalShaft/RK097/RK097.PDF
ボリュームで固定して、背面はcliffの基板マウントのジャックで固定しているようです。
可変抵抗器やジャック(φ6.3でしょうか)の首で基板を支えているんですね。ラック機材ということはそれなりに寸法もあるのでしょうか、季節温度変化でケースと基板とで伸縮率が違うと思うのですが、両端固定してしまって力点のハンダにクラックを生じたりしないんでしょうか…
問題は、アナログシンセで使っている可変抵抗器は種類が多いので、メーカで値が用意されていないことが多いというところでしょうか。あと数買わないと高いっすね。安いの探そうっと。
genieさん:
Doepferのポットの写真は下記にあります。(メーカー不詳。中国製かも・・・。)
http://www.doepfer.de/DIY/a100_diy.htm
Cliff 製と思われるジャックの写真も掲載されていますが、PCBを支持するための構造部材として利用するのは難しいでしょうねー。以下、TBの代わりです。
http://miracleworks.com/genie/electro_instruments/2006/06/post_11.shtml
Switchcraft の 142A は非常に高いですね。$2は出せません… 日本製部品を大事にしよう派の私としてはマル信 MJ-355 です*1。しかし基板を抱かせるとなると弱い感じです。首で共締めしようとしても首の長さがじゅうぶんでないです。
Genieさんのコメントとトラックバック記事からDoepferやMOTMで使われているコネクタは CLIFF の CL1834
CL1384 だろうとほぼ確信しました。
さらに、
から、基板固定の実際もよくわかりました。ジャック固定、可変抵抗器固定をうまく使い分けています。CLIFFジャックだけで奥行きの長い基板を固定しようとすると部品重みのモーメントも気になりますね。
CLIFFジャックに拘るわけではないですが、首にネジが切ってあってなおかつ基板マウント というφ3.5モノジャックというのが他になかなか見つかりません。あってもステレオとか。
ということで、CLIFFジャックを探してみましたが、行きつけの通販では扱っておらず、100個で£25 というお店をひとつ見つけました。shipしてくれるのかわからないけど。
秋葉原に代理店契約したお店があるようなので聞いてみてもいいかもしれません。
それから、
それから、最終的にSKBみたいなケースに収納するとしたら、3Uのラックは左右の耳と前縁の上下2本のチャンネルだけで構成できてしまうんじゃないのかな。
へい、タカチのFSケースは部材供給もしているので、そのようなミニマム構成もできそうで、視野に入れています。
追記
ちょっと首が短いですが、テイシンに 首にネジが切ってあってなおかつ基板マウント の φ3.5モノジャック を見つけました。