今度こそ できたー
今度こそ できたー
id:Chuck:20050206#p1で発覚した仕様の勘違い*1の対処。
PORT0側のLOOP 出力のオープンコレクタにプルアップした(抵抗内蔵ディジタル)トランジスタでオープンコレクタを接続して論理反転することにし、それを8回路並べたものを秋月C基板に実装して、箱入れ。土地があってよかったが、いまさら底板の穴あけ加工をするのも苦痛*2だったので、既にあるスタッドや100円ショップのスポンジ両面テープ*3を駆使して楽をとった。8-loop 出力に 10P のコネクタを奢っていたので、余った1ピン*4に+5Vを通して、見た目も綺麗に収まった。ホッ。
現状 PORT0 は アナログ・マルチ・エフェクタ用の論理(Loop ON で回路オープン)になっている。中のコネクタを差し替えれば Loop ON で回路クローズにできる。
なにができる
そのうちにブログ上の記事をまとめて目次から一覧できるようにする予定だが、初めて飛んできた人のためになにができるか書いておこうと思う。
このMIDI FX SW は、
- 16ループをON/OFFするプログラムを512個覚えることができる
- 8ループずつ PORT0/PORT1 と結線はグループ化されている
- 覚えさせたプログラムは本機のロータリエンコーダで呼び出すことができる
- 覚えさせたプログラムはMIDI CC#0/CC#32/PC を用いて呼び出すことができる
- 対応MIDIペダルとして、Generic MIDI, BOSS GT-3/5/6/8 が使える(はず)
- この機械には信号のルーティング部は入っていない
- 以前作ったアナログ・マルチ・エフェクタは直結で制御可能 (ギャラリ)
といった特徴を持つ。あくまでも、
という感じである。
高中正義の機材やら昔のロクfの製作記事に感化されて自作をしすぎるとこうなってしまう、という顕れであろうか。それにしてもワンチップマイコンとその開発環境が安くなったことの寄与が大きい。5年前のコレに始まり、ようやく信号ルーティング関連も大団円を迎える(か?)。
機能などについてご質問があったら、コメント欄にお寄せください。
この後は
今後のこのプロジェクトの展開としては、「信号ルーティング用のリレーボックス作る」。
メカニカルリレーだと楽だけど、アナログスイッチを使う場合はどうなんだろう。しっかりした電源を入れるべきなのだろうか、スイッチング電源だとやはり「飛ぶ」のだろうか。
まぁ、メカニカルリレーにしておくかな。
作るときは「頑丈」をテーマにしようと思う。
以下 余談
ラックにマウントだ
さて、ラックにマウントだ、と思ったらスペースがない。中の小物を出さないといけないようだ。これから工作しようと溜め込んでいるCMU-800やらスプリングリバーブユニットやらを家族の目*6から隠す部品庫になっているのだ。このあとリレーボックスもくるというのに、どうしたものだろう。
さてこれで
さてこれで一段落つけて、シンセつくりに戻れるかな?
ちなみに、これから作成するシンセは、縦5Uサイズのモジュールにする予定。またSKBのラックを買わなくては。今度は10Uにする。両面で20U分のシンセモジュールがマウントできるでしょう?
追記
まとめページが完成しました。→ g:emusic:id:Chuck:20050211