電音の工場ブログ

趣味の電子工作を中心としたブログです.音モノの工作が多いです.

MIDI2CV3仕様メモ

MIDI2CV3仕様メモ

本人が忘れないために。

MIDI2CV3 暫定仕様 (2009-08-26)

コントローラ仕様

各種設定を行う。またMIDIを入力として鍵盤ドライバでは賄いきれない項目を受け持つ。スイッチ・ロータリエンコーダなどの入力手段を持つ。I2Cマスタ。I2Cスレーブに対して制御を行う。コントローラに徹することにして当初あったMIDIパース機能を撤廃した。Arduinoを使用することにして、Arduino-IDEやパソコンターミナルをUSBシリアルで接続し各種I2Cスレーブのドライバの調整が可能。

鍵盤ドライバ

MIDIを入力としてアナログ部分をドライブするリレーの制御を行う。49鍵を想定してリレーをアサインしたら空きピンがなくなった。鍵盤ドライバだけでもデフォルト設定で最低限のMIDI-CV変換の機能を満たす。コントローラがある場合にはI2Cスレーブとなっていくつかのパラメータの変更が可能となる。

  • ATmega64使用
  • I/O (空きピンなし)
    • (1) MIDI IN
    • (2) I2C
    • (49) Note relay drive
    • (1) Trigger relay drive
  • MIDI→リレー制御
    • MIDI NOTE ON/OFFをパースして、NOTE番号にマッピングされているリレーを制御する
    • NOTE ON時はNote指定リレーをON後、若干の遅延を持って TriggerリレーON
    • NOTE OFF時はTriggerリレーOFF後、若干の遅延を持ってNote指定リレーをOFF
    • リトリガ対応
  • MIDIインプリメンテーション
  • I2Cスレーブ機能

以前作ったMIDI2CVではMIDI CC LEGATOを俺様拡張してコンティニュアスに使ってリトリガタイムをMIDIから可変できるようにしていたが、KORGのK25使用がその前提にあった。現在使っているMIDIコントローラのKONTROL49では使い勝手が代わるので、コントローラのUIから静的に設定することにする。

コンティニュアスに使わないにしてもMIDI CC LEGATOのON/OFF自体は受けることになるかも。しかし使用している山下シンセのデュアルキーボード回路はリトリガしないとCVをサンプル&ホールドしないので、リトリガ動作が主であることになろう。

LCDドライバ

ATtiny2313によるLCD表示器。I2Cスレーブ

ピッチCV調整用PWMドライバ

ATtiny2313によるPWM発生器。I2Cスレーブ

ポルタメントタイム調整用ディジタルポテンショメータドライバ

MIDIを受信し、ポルタメント関係設定を引き受ける。ポルタメントON/OFFのリレー制御、ポルタメントタイム調整用デジタルポテンショメータ制御(SPIマスタ)。I2Cスレーブとなってデバッグ時に設定をI2Cからオーバーライドできる

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