MIDI2CV進捗
MIDI2CV進捗
id:Chuck:20060927#p1 で昔のMIDI-CVコンバータが動いちゃったものだから、すっかりお蔵入りの彼方に跳んでしまう恐れのあった筆者オリジナルAVR版MIDI2CVコンバータ。なぜかここにきて進捗。最後の進捗報告 id:Chuck:20060730#p1 以来、実に2ヶ月ぶり。
- もろもろ仕様を修整
- 全キーを離したときに最低音に行かず、最終音メモリするように変更
- CV3源を Expression から Volumeに変更 (とりあえず)
- Top note CV更新条件を綺麗に書き直し(ロジック同じまま)
- さらに使い倒してバグ出しをしていきたいところ
- そのためにはパネルにマウントされていないと使いにくいよね、ということでマウント ← 今ココ!。
パネルにジャック類をマウントした現在のお姿。
パネルの保護フィルムにCVだのGATEだのマジックで落書きした。
パネルはこのあと塗装、レタリングの予定。
基板側から見るとこんな感じ。
今回CV値の出力にはDACではなくて、PWMを使っている。そのためポートの出力電圧、ひいてはマイコンの電源電圧に依存する。基板中でローカルレギュレーションしていなくて、シンセのメイン電源から引っ張ってくる +5Vを使う予定になっているので、現在設計中の電源が決まらないとMIDI2CVとしてチューニングができないという間抜けな段取りになってしまった。温度補償5.1VツェナDを持っているのだからローカルでレギュレートすればよかったのだけれど、もはや基板に土地がない。まぁよしとしよう。
また仕様面では、現時点で高音優先のモノモードなのだけれど、後着優先の方がいいんじゃないの?という声もあるので、コンパイルオプションで選べるようにコードを追加する予定。
これだけ手間暇がかかっている割には今回のATtiny2313によるMIDI2CVの位置づけとしてはお試し版*1。報われない、ことはない。技術の習得を経て、ADuC7026版に挑む、予定。
*1:このあたりにそのあたりのココロ:id:Chuck:20060316