電音の工場ブログ

趣味の電子工作を中心としたブログです.音モノの工作が多いです.

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円高ですね

このように(id:Chuck:20040331#p3)、はしゃいでいたわけだが、今日も日銀短観を経て円高勢いが進んでいる。この間は105円を前に足踏みしてから後退してしまったのでジダンダを踏んでいたけれど、かねてより「105円を超えたら」の思いのとおり、ようするに海外通販で買ってしまったのである。筆者には徹底してツキがないので、そのことから類推すると、買わずに悩んでいると円は安くなり、このように買ってしまうとさらに円高が続くのではないかと。

今回筆者が買ったものはCDやDVDではなくて、電子部品である。国内の電子パーツ店ではあまり見当たらないものも海外通販だと手に入る可能性もあって、ちょくちょくお店チェックをしている。部品の入手に関して最近のトレンドはアジアだというが、筆者の場合 USやEUから買うことがほとんどである。

さてこの文のどこが音楽へのトラックバックかというと、買ったものが音楽関係で良く使われる部品だからで、サイトは Midwest Analog です。キットも扱っているので興味ある人の参考になれば幸いです。

YAMAHA フェイザー PH-01

YAMAHA の Phaser PH-01 を入手。以前にとても流行った PSE の 01 シリーズ だ。システムアップしていくつかをエフェクトケースに収め、最上位機種はパッチングできたりする憧れのシリーズだった。Phaser 自体も昔は大流行して猫も杓子もだったが、今はどうなのだろうか。

入手したモノは動作不具合品だという。この手のエフェクタは動作しないといっても意外と単純なトラブルで、ちょっとした修理で直ることが多い。調べてみるとスイッチを切り替えて、半踏み状態のときに音が出ることがわかった。エフェクトも効いている、シュワシュワ言っている。いよいよ開けてみる。スイッチ周辺を観察するとなにやら液垂れの形跡が。接触が悪くなったと考えた元オーナーが接点復活剤を吹いてしまったのか? アタリをつけて秘密兵器の冶具を当てるとちゃんと音が出る。回路自体は生きているようだ。スイッチを分解洗浄するか箱を入れ替えてスイッチを交換するかで直るだろう、と、今後を思案しながら蓋を閉じる。

01シリーズはスイッチがいまひとつ頑強でないようだ。スイッチの周辺が割れて接触トラブルを起こすことが多いように思う。コーラス Chorus CH-01、フランジャ Flanger FL-01 と オクターバ Ovtaver OC-01 でもスイッチ問題に遭っているなぁ。もっとも20年選手のエフェクタだったりするわけだが。