リンクを修整しました
もともとこのブログは「はてなグループ」に記載していたもので,ブログ内リンクも はてなグループ記法 で書かれていてグループの自分の記事をポイントしていました.
過去に書いたものを参照するためにリンクを活かすように修整しました.以前は日記的に書いて,進捗をリンクで追いかけられるようにしていたので,リンクが切れると読みにくくてしょうがないと認識を新たにしたためです.日毎複数記事とか細かいアンカーまでは再現を諦めましたが,なるべくデッドリンクを排除して,日にち単位で参照できることを目指しました.グループの他の方の記事へのリンクは不活性のままですが,あしからずご了承ください.
なお はてなグループのキーワード については多くを保全して,キーワードごと独立ページのScrapboxに移行し,本ブログからリンクしています.
アマチュア無線を復活させました
さいきんアマチュア無線を復活させました.
いやちょっと製作の興味が低周波やマイコンに向いていただけで,止めたつもりはないし無線局の免許状もずっと維持してきましたけれど,長いこと積極的には電波を出してこなかったのは事実なので,復活と言っても,まあいいでしょう.ログブックを見ると1992年のニューイヤーパーティー以降のアクティビティはがっくり落ちています.ざっくり28年間.平成期間がほぼ抜けていて,まさに平成ジャンプです.7MHz帯はバンドが広がっているし,空中線電力の上限も引き上げられているし,隔世の感があります.
アクティブだった頃はタワーを建て,デビューバンドの50MHzが多かったですが,HFにV/UHF,1.9MHzから1200MHzまでオンエアして,ファクシミリ,ミニFAX,パケット通信ではBBSを運用したりしていました.大学生の頃はアマチュア無線(もやっている)クラブに入っていましたから他のメンバーとの相乗効果でアクティビティも高かったです.それが就職してまず下がり,集合住宅に移ってがっくり下がりました.バイクに載せて多少やりましたが,1年ほどアメリカに行って(しかしその間にWの免許を取ることもなく),戻ってから車でアマチュア無線しようとしましたが諸般の事情で断念.いまは車もなくベランダにアンテナを設置することもできません.
それでも電子工作からの流れで,USBドングルを使ったいわゆるソフトウェアラジオ(SDR)を試してみたのが契機でしょうか.最初のドングルはアンテナが付属しないタイプでした.HF帯はカバーしておらず集合住宅の共聴アンテナを繋いでFM放送が聞こえて喜んでいました.ふたつ目に買ったドングルが性能がよく,下の周波数もカバーしており,またちょっとしたアンテナが付属していました.書籍と連動していたこともあって掲載されていたアンテナを作り各種放送を聞き,意外と聞こえるな,と.そうなるともっと聞きたくなるもので,仕舞い込んでいた 144MHz~1200MHz のノンラジアルホイップを取り出してきて「おー,アマチュア無線が聞こえる.」
コロナによる在宅勤務が本格化する前ですが,東京関東UHFコンテストを聞きました.普段は静かなものですが,この日は430MHz FMでたくさん聞こえました.ふと1200MHzを聞いてみると,FMはいうに及ばず,SSBやCWも多くの交信が聞こえました.そう言えばアクティブだった頃も1200MHzはFMとパケットだけで,CWやSSBは出たことがありませんでした.
以来火が付いたように調べ出し,
- アイコムからIC-705という1.9MHz~430MHzの10W オールモード機が出るらしい,以前に調べたFT-817やFT-818よりは好みっぽい
- マキ電機は解散したようだ
- 今は1200MHzのCW/SSBに出るには,かなりの高級無線機のオプションユニットか,アイコムのIC-9700というV/UHF 3バンドオールモード機,コスモウェーブという会社のトランスバーターという選択肢のようだ
といったことがわかってきました.
HF帯の魅力は抗いきれないのでIC-705を予約注文.3月末発売の予定がコロナ影響で入手できたのは7月末でした.免許状の変更申請は終わっていたものの6m and downコンテストに間に合いませんでした.実はIC-705の到着を待ちきれず7月頭にIC-9700も注文してしまいました.結構高い機械なので逡巡しましたが注文したらすぐに到着.しかし勢い買いなので免許状が対応したのは8月に入ってからでフィールドデーコンテストに間に合いませんでした.IC-705と同時に変更申請しておけばよかったのですが…
IC-705でフィールドデーには(家から)出て,しかし張れるアンテナが144/430/1200のトライバンドGPだけなので144/430のCW/SSB/FMを少々といったところでした.徐々に復帰です.
「張れるアンテナが144/430/1200のトライバンドGPだけ」と書きましたがあまり良い状況ではありません.ふつうGP(グランドプレーンアンテナ)は建物の屋根より高く上げる,集合住宅中層階だったらベランダから少し突き出した保持具を用いて垂直に上げるものです.
ところがベランダは使えず,共用廊下側の窓の下,本来ならエアコンの室外機を置くであろうようなスペースに幟旗の台座を置きそこにノンラジアルの144/430/1200MHzGPを固定しています.窓には金属フェンスもあり,どうやっても電波が出ていけるような設置ではありませんが,IC-9700に接続して,まがりなりにも常設で無線を聞き,ときには電波を出すことが出来るような状況を得ました.
50MHz以下はどうするのか.とくにデビューバンドの50MHzは大好きなのでなんとかして出たい.いちおうメーカー製の移動用アンテナ(コメット社のHFJ-350M),コイルを選択してロッドアンテナの長さを調整してカンターポイズを設置すれば同調が取れる,を購入して備えています.状況の許すときにベランダに展開しています.磁界ループアンテナを作って3.6MHzや7.7MHzの気象FAXは受信しましたが,まだアマチュアの交信には成功していません.50MHzに関しては他にも伸縮式ダイポールやヘンテナフォークや磁界ループアンテナも実験中です.
この他にもさいきん流行のデジタルモードに取り組んでいる話やRaspberry Piボードマイコンの導入実験の話,憧れていたSSTVの信号を聞いた話,気象FAXの受信やACARSを試してみた話やらあります.twitterでは書ききれない内容になりつつあって,いずれブログのほうに書こうと考えています.
アマチュア無線を復活したことになっているわけですが,結局のところアンテナや周辺機器やら周りの部分の工作に興味と時間を費やすことになるかも知れません,音楽を作るよりも楽器や測定器の製作に走ったように.
ブログ記事を移行しました
これまではてなグループで書いていたブログを,こちらに移行してきました.実はいくつか書いていて,今回,
- 電音の工場ブログ(g.emusic)
- Chuckの電子工作(g.ecrafts)
- Chuckのデジタル(g.blackfin)
の記事を移行してきました.これに
の記事も合流してブログを一本化します.
記事移行に際してhatenaモジュールのリンク(アンテナとかBBSとかキーワードとかアップデートなどです)もフラットに,各記事ごとにリンク挿入されてしまってとても冗長に見えたのでこれらは一切合切消しました.
記事を合流してしまったので,内容はごちゃまぜです.エフェクタやシンセに限らず,電子工作ひろく取り扱いということになります.なお,過去記事のリンクは整合性が取れていないものが大多数だと思いますが,当面はこのままで.
最近はtwitter(@dennon_no_kouba)にぽんぽんと進捗を投げて,まとまったらScrapboxに記事化する流れになっているので,こっちのブログをどう使うかはまだまだ悩み中といったところです.twitterで取っ掛かりを作って,こっちのブログで補間して,Scrapboxにまとめる,とかそんな感じかなぁ.
たまにはこっちに書く
たまにはこっちに書く
いつもはツイッターばかりなのですが,存在確認を兼ねて.
各方面にはご心配をおかけしましたが,バタバタしながら暮らしております.不要不急の機材の整理も進めてきましたが,自作シンセはなかなか買い手が現れません(引き取り手募集中(自作シンセ編)).あきらめどき? エフェクタ類は修理してから処分しようというものがひと箱貯まっています.総じてそろそろ製作したい熱が徐々に出てきていますが,それでもまだまだ腰が重く日々流れてしまう毎日.なんか仕事も忙しくなってきてしまいました.
さてさてもうすぐ
アナログシンセ・ビルダーズ・サミット – 電子楽器製作者の交流イベント
ですよ,と.
今年も昨年に輪をかけて新作がないので,いっそ白いノートを置いてみんなで「何を作ったらいいだろう」という議論でもしようかと思います.
アナログシンセビルダーズサミットに向けてどういうプレゼンをしようか考えていて,新作はないけど昔の作品の写真を参照するだろう,と家のNASのフォルダをあさっていました.
NASにiTunesのライブラリを置いているのですが,うっかりWindowsの iTunesを最新版にアップデートしたらそれに合わせてライブラリ本体も更新されてしまいました.その結果,MacBook(macOS Sierra)からアクセスできなくなって,macOS Mojeveへのアップデートを呼びなくされることに.前回OS更新に失敗してTimemachineから巻き戻しをするはめに陥っていたので緊張の中,Sierra→Mojaveへのアップデートを敢行.早朝に実行したのですがあと10分という表示のところで出社時間を迎えてしまいました.10分なら電池も持つだろうとMacBook Proを抱えて家を飛び出し,電車に乗ったところでMacBook Proを開いて無事の更新を確認することができました.その日の帰宅後,アップデートが成功したMacBook Proは,その後時間をかけて Timemachine バックアップも完了.iTunesも無事繋がりました.
しかしMacとiPadの間での写真の同期がうまくない.iPadに送られない写真がいくつかある.写真Appからコピーしようとして拒否される写真も.Lib上にはあるっぽい.
そもそも写真の管理に決まった型を作れていないのが課題だと思う.
入力は一眼レフ・コンデジ・スキャナ・iPod,iPadが複数あって,転送経路もメモリカードI/F・iTunes・AirDropと複数あって,保管先もサイトローカルにはPCとNASとMacBook,クラウドもGoogleとAmazonとScansnap.出力も複数形態.素材としての写真はどんどんとサイトローカルに溜め込んで,クラウド上にアルバムを作って,プレゼンテーションの必要に応じてPC・Mac・iPadにダウンロードするというのがいいのかなぁ…
その後いろいろと試しているのですが,Amazonプライム・フォトはなんか画面が見づらい.
とりあえず iPadからはGoogleフォトに自動アップロードするようにしてあったので一時保管にはそれを使うとして,写真をアルバムに整理したものをその単位でローカルなりタブレットに持ってきて,そこでスライドショーにしたいのだけど,そういう機能はAmazonプライム・フォトやGoogleフォトには無いみたいでした.
急に写真を整理してバタバタやっているのは,iPad Pro 11インチを購入したからです.
iPadは昔に初代を買ってMIDIシーケンサとして使うところから始まり,そののちiPad mini2を買って使っていました(いずれもWiFi)が,3月末にiPad mini4のCelullar版を買ってMVNOの追加SIMを契約して出張に持っていったら大活躍しました.モバイルルータでじゅうぶんと思っていたのですが,単体動作するのはやはり便利です.
その後も勢いで iPad(第6世代)のCelullar版とAppleペンシルを買ったら,論文PDFを読むのがとても便利で手放せなくなったのに,しばしば家族に使われてしまうという課題が出てきて,そんなところに今回 iPad Pro の新型が発表になったので飛びついてしまったというわけです.当然 Celullar版にしました.
インターフェースがUSB-Cに変わってしまいましたが,音楽関係でどう使えるのかわかりませんが,届いたら深くいじってみようと思います.サミットまでには入手できそうな感じです.
ここまで、最近のツイートを連結して再編集して記事化しました。
それにしてもここ9ヶ月でiPadを3枚買ってしまったことになるなぁ…
来年あたりには MacBook Pro も買い替えのタイミングだなぁ.
@りまさんのご逝去を悼む
@りまさんのご逝去を悼む
ご冥福をお祈りいたします
(新)工具箱(台)
(新)工具箱(台)
id:Chuck:20170508:p1 でも書いたように今年の黄金週間の数少ない成果として、工具箱の入れ替えを行った。
すなわち、以前の状態はふたつの工具箱が積まれている状態で、上が電子工作用工具、下が金工木工用と分別されていたものだが、上下行ったり来たりという作業をするときにはこのスタックの積み直しを行う必要があった。
また、2つの工具箱に上にはさらに書類や部材が積まれがちで、即座に工具を取り出せないといったことが頻繁に起こっていた。
そこで引き出しにしようと思った。要するになおさんのツイートを見て、真似をしようと思ったわけです。
よく使う道具だけを側に置けばいいの。 pic.twitter.com/jobJ4a1q8Y— 原田直樹 マーブルマシンビルダー (@nao_denha) 2017年4月10日
ここで自設計すれば最適なものができるという考えもあったが、濃密な木工工作を始めると終わらなくなるなと思った。もとより引き出しの実装スキルに自信がない。ということで市販の製品(後述)の組み合わせで対処することにして、以下の仕上がり。
先日の時点で箱自体は連休中にできていたのだけれど、PP引き出しが取寄中だった。ようやく届いたので取り組みをすすめることができた。
一番上にはちょっと前に購入したミシンを置いて、ちょっとした縫い物はこのまま(テーブルに移動することなく)行えることとした。テーブルをアイロンのために空けておくことができる。
ということで、黄金週間の取り組みはこれで完了。次からはいかに電子工作するかが問われる(誰に)。
使用したリソース
棚のメイン部にはアイリスオーヤマの以下の製品を使用した。下記にリンクを挙げたシリーズであれば、スタックボックスの名のとおり、すべり止めのダボが付いていて容易にスタックできる(3段まで)。アイリスオーヤマはホームセンターなどで多くのカラーボックスを売っているが、415mm幅のものと400mm幅のものとではうまくスタックできないので注意が必要です。WEB通販などでは410mmの表記もあるようで、油断なりません。
引き出し付きのボックスはそのまま利用し、棚板式のカラーボックスは板を取っ払ってしまって無印良品のポリプロピレン製引き出しケースを入れた。幅370mm×奥行き260mm 奥行き×高さ90mm のものが3つ、ちょうどよい高さで収まる。微妙に空いた隙間(数mm)にはクリアフォルダに入れて紙やすりなどを収めている。
各引き出しの中は、100円ショップで買ってきたプラ・トレイなどを使って仕分けしているが、まぁ使っているうちに最適化されるでしょう。
アイリスオーヤマ スタックボックス引出 幅40×奥行28.7×高さ30.5cm ブラウン STB-400H
- 出版社/メーカー: アイリスオーヤマ(IRIS)
- メディア: ホーム&キッチン
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