ポルタメントコントロール
ポルタメントコントロール
id:Chuck:20070115:p1で書いた、Portamento Timeのコントロールが、
変化感があまりにも急激で使い物にならない。
RJBさんからも、
RJB 『(前略) 微少電流領域だとアンチログ的に変化するので、逆にログっぽく変化する回路を入れてやれば良さそうですが、ちょっと複雑になっちゃいますね。(後略)』
というコメントをいただいていた(id:Chuck:20070106#c1168164748)が、愚直にやってみることにした。
すなわち、
というセンで。あくまでソフトウェアはいぢらず。
このような用途であれば、3.のログアンプはきっとオペアンプの帰還にダイオードとかトランジスタ一発でいいような気もするのだけれど、ちょうどid:Chuck:20070129:p1のログアンプが実績ありだったので、複雑になるのを承知の上でこの回路を利用することにした。1.のLPFはピッチCVのPWM LPFに使っているCRフィルタ3段のもの。
今までこしらえたものを切り貼りしてきて考えた回路が↓
果たしてうまく動くのであろうか。(CV3の反転回路を除いたところでの)入力が5Vのときにログアンプの出力が5.5Vぐらいで、そのときに 18mAぐらいでLEDに電流が流れるつもりの回路。ログの底は2で。
LPF~LogAmp~電流ドライバ のところまでを独立子基板に追いやって組んでみた。↓基板実装写真。
こんな用途に dual Trやらtempco抵抗やら使ってもったいないが、だめだったら別の用途にログアンプを回そうと… ちなみに多回転VRは今の段階で結線されていない。実験用電圧源から直流を入れてみて、ログアンプの部分はだいたい思い通りに動いている感じ(入力が半分になると出力が1.1Vぐらい低くなる)。
次の週末には MIDI2CV Ver1.5頒布用基板にこのログ基板を接続して実験してみよー。
追記
CV3の反転の回路、プルアップが 100kΩってのはきっと大きすぎるだろうな… ていうかそもそも DTC144じゃダメな気がする。
ここの部分は子基板には組んでおらず主基板に乗せるつもりなので、後でまた考えよう。