OTA利用コンプレッサ
OTA利用コンプレッサ
夏休みの工作にどうでしょう。大きい図面
OTA利用のコンプ。いわゆる MXR DynaComp からの発展系。OTAを用いたコンプレッサについては、こちら g:emusic:id:Chuck:20040407#p1 でも語っているので参照されたい。
OTAのDCオフセットをきっちりととってやることがポイントで、筆者はコレの調整用に多回転のトリマを使った。VR3 がそれ。
Attack と Release をつけるならこんな感じで、というのを付記してある。自作やmodの参考になれば幸いである。実際につけたものをモジュールとしてマウントして利用している。g:emusic:id:Chuck:20040608
考えるところあって、これはP板を起こして*1いくつか作ってみた。安定している感じ。OTAの前後のプリエンファシス、ディエンファシスがうまく効いている。これの手組み試作品を人に譲った*2が、良い印象を持っていただいているようだ。
ところで OTAにはインターシルの CA3080 を使っている。いくつかバリエーション*3はあるが、どれも使える。ときどき「ディスコンでもう手に入らない」「レアパーツだ」とウソをいう人があるが、現時点で現行部品であり、電気街や通販でも入手可能なので惑わされないようにされたい。
追記
2005年だか2006年にディスコンになって、2010年を越えて入手しづらくなりました。楽器用ICという位置づけでストックを持つ特定の販売店に限られる感じかなぁ。