「交流標準信号発生器」 その2
「交流標準信号発生器」 その2
本多本、『作りながら学ぶエレクトロニクス測定器』の、あるいはトラ技1999年6月号-7月号の「交流標準信号発生器の設計と製作」を作ろうという企て。
4.096MHz水晶発振子を発振させ、分周した1kHz方形波にフィルタを掛けて正弦波に、振幅方向に制御をかけて10dBVを作りこれを固定出力、他にフィードフォワードのアンプで-60/-50/-40/-30/-20/-10/0/10/20dBVをロータリスイッチ切り替え、という回路を すってんバイころりん もとい ステップバイステップで作っていて、
- 分周1kHz生成部
- LPF1
- LPF2
- LPF3
- 直線検波部、誤差検出部
- 出力レベル切替部
と進めていく予定のなかで前回は1kHz方形波を作るところまで報告した。
生成された方形波の周波数範囲が下に寄っているようだったので、実験的に水晶発振子まわりの容量を減らしてみたら周波数が上がる方向になったのでとりあえず良しとした。終盤で追い込もう。
今回はLPF1、LPF2ができた(同じ回路)。
本来はフィードバックで振幅を制御している回路だけど、LPFの動作を見たくてフィードフォワードに動かして正弦波出力を確認。
【大きい図面】
あとはLPF3、直線検波部、誤差検出部を作ってぐるっと回してやれば10dBV出力を得るはず。もう一息。