移植
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部屋を整理していたらホコリにまみれたソルダレスブレッドボードが発掘された。
何の実験していたのだかまったく思い出せなかったが、回路の構成を見るとVCOに見える。しばし思案ののち、ふと、その昔こんな実験をやっていたことを思い出した。
takedaさんの Dual 555 VCO の片方だった(参考リンク:no title)。
かれこれ3年前! いやぁ、記録はとっておくものですね。
んでもって実は最近、秋月電子通商からこんな万能基板が発売になっていた。
片面ガラス・ユニバーサル基板(ブレッドボード配線パターンタイプ): パーツ一般 秋月電子通商-電子部品・ネット通販
(写真は秋月電子通商のサイトからリンク)
この基板はソルダーレスブレッドボードと同じ配線になっていて、ブレッドボードで実験した回路をハンダ付けして固定化させるんですね。
あまり大きくない回路や回路ブロック、オペアンプ数個程度ぐらいの規模が適当かなと思う。ギターのエフェクタ回路だったら歪やトーンコントロール回路あたりで便利かも。生花にしないかぎりは出来上がりサイズも適当な大きさだし。
ということでさっそくやってみた。
空中跨ぎ配線もあるけれどいい感じに仕上がったと思う。さっそく試してみたら、なんか200Hzより下がおかしい。CVを下げていくと200Hzを切ったあたりからノイジーになって、さらに下げると発振停止してしまう。上はすごく伸びている。200kHz超。ブレッドボードの時の試験が甘かったのだろうか。しかし3年前どうだったかなど覚えていない。
そういえばさらに昔に山下シンセのVCOを組み立てた時も同じような現象に遭遇している。
今回の回路もおおもとは山下シンセであり、聞いた話を総合する限りでは この回路にCMOS版555 を用いると生じる現象なのではないかということに現時点でなっている。確かにLMC555を使用している。
ではバイポーラに差し替えを、と思ったら手持ち部品が切れていた。
中途半端なところで一時停止…