別版VCOの実験
別版VCOの実験
ようやく別版VCOを一歩進めることにあいなった。
どうしても山下VCOのチューニングが合わなくて、波形変換部はそのままにVCO部を差し替えようかと考えている。
ターゲットはtakedaさんとこのHarvest Systemの実験回路図集のDual 555 VCO(gif)。図面はdualだけれど、実験したのは1回路。あれ、なんでこちらにしなかったんだろう。CV加算アンプまで考えると後者のほうがオペアンプ節約できるのだけど…
これをブレッドボードに組んでみた。なんども配線間違いをしてLMC555を1つ飛ばしてしまった(涙)。0~-15V動作なうえに、555を180回転させた向きでブレッドボードしていたのを忘れて配線したのできっとどこかのステージで7番ピンを短絡させてしまったのではないかと思われる。配線を検め以前作ったこれからLMC555をはずしてきてリトライ。
オシロで波形を見るに至っていないけれど、発振を確認した。
2年前の id:Chuck:20051201#c1133423136で takedaさん曰く、
Dual 555-VCOは、シンクの実験が放置されたままです。
とのこと。555のアウトプットをRESETに入れる形態でVCOシンクを狙った回路。
筆者が頭で考える限りでは、555でRESET入れるとDischargeのトランジスタがOFFになってタイミングコンデンサがディスチャージされないような気がする。加えて音声波形として使っている鋸歯状波でシンクを掛けたいと思うので、タイミングコンデンサをトランジスタでショートしてディスチャージするオリジナル山下方式が良さげな気がするので、基板に組むときにはそっちでやってみようと思います。