Analog2.0進捗 ― EG2検討開始
Analog2.0進捗 ― EG2検討開始
おとなしくGanさんから頒布されたモジュールだけ組んでいれば冒険も少ないのだけれど、将来の自分のモジュラーシンセへのモジュール実験を投入するものだからなかなか完成・完了に至らないのだな。
ということでEG実験回路投入。とはいえ方式そのものは以前に提案されていたもの。キャパシタへのチャージをアナログスイッチでチョップしながら速度制御、複数のアナログスイッチをシーケンスを組んでA-D-S-Rを実現しようとする『エフェクター自作&操作術』の「101回路図集」に載っているもの。
これをAVRマイコン(ATmega88)*1のPWMとアナログスイッチでやろうかと。
アナログスイッチは、なぜか手元に74HC4066がたくさんあるのでこれを利用する。「101回路図集」のほうは電源電圧15V系だったものが、74HC4066を使うということで5Vでやらんといかん。Analog2.0のEGの電圧レンジは0~8Vということもあるので、内部的には0~4VでEGの信号作って出口で+6dBアンプってやる。
キャパシタの電圧を見ながらAttack→Decayの遷移をするのだけれど、AVRマイコンのアナログコンパレータを使ってみようのココロ。もちろんADSRのコントロールはAVRマイコンのA/D変換器を利用する。
これの実現については構想はずいぶんと前からあった。
EGをたくさんインスタンシエーションしたいときにこの回路はいいかもしれないと思っていたところに DoepferのA-143-1を見てミートするものがあった。今回の試作は1台だが、ゆくゆくはコントロールはひとつ、スレーブは4台とか8台とか作ってI2Cで制御して使ってみるとかそんな感じ。
A’ (A-prime; Analog2.0拡張シンセ) 構成
*1:mega48でも入りそうだ