電音の工場ブログ

趣味の電子工作を中心としたブログです.音モノの工作が多いです.

「グラフィック液晶付き マルチテスタ」

「グラフィック液晶付き マルチテスタ」

音モノの電子工作をする上で必要な測定器は、

  • 音を確認するためのアンプ
  • テスタとかデジタルマルチメータ

あたりが必須で、

  • 発振器(正弦波、ノイズ)

があるとさらに便利で、

なんかあるとデバッグにとっても有利という感じだと考える。

シンセを作ろうというような人はテスタやデジタルマルチメータは必ず持っているはずだし、VCOが発振器だから、オシロは既に持っているか物色中か、そんな感じだと思う。

エフェクタ工作が中心の人だと、発振器がわりにギターで、オシロはちょっと… というパターンが多いのではないかと勝手に推測。

後者のエフェクタ工作の際に発振器とオシロが簡単なものでもあると便利ですよー、とアピールしたくて、ちょうどトラ技の付録がいい感じかなーと思ったので自身として「グラフィック液晶付き マルチテスタ」に乗ってみたのだけれど。

  1. トラ技2008年8月号の付録基板
  2. マルツの8月号基板用のコネクタセット*1
  3. トラ技2008年9月号の付録基板
  4. マルツの9月号基板用の部品セット
  5. マルツの9月号基板用のオプション部品セット

を買い集めて組み立てた。

f:id:Chuck:20080816073238j:image

「グラフィック液晶付き マルチテスタ」として必須なのは1、3、4番。もちろん4番のはバラで部品を買い集めてもOK。

けっこうお金掛かっちゃったなぁ。お勧めするには微妙なところ。なおマルツでは完成品を8000円弱で売るらしい。

発振器は自作、ついでに実験用電源*2自作オシロはパソコンオシロを使う、というのがいまだに安価なソリューションではありますね。

*1:筆者が購入したものはポリスイッチが入っていた版だったが

*2:±15V、+9V、+5Vぐらいあると便利かも