TD-9配線小箱
TD-9配線小箱
音源を買ったときの記事にも書いたが、11個パッドをつけることが出来る音源を入手しながら3とか4とかしか使わない状況の中で付属の一体型ケーブルが邪魔臭い。何とかしようプロジェクト発動。後日書く。
四方山で書いた、スパゲッティからの脱却の件。
TD-9は配線ケーブルが集合ケーブルになっていて、TD-9側にD-Subコネクタを採用している。パッド側には長さが吟味された標準プラグ群。Rolandが想定したインストレーションで使う分にはきっと不満は無いのだと思う。しかし我が家はまだパッドが少なくて、使うパッドだけ配線したいよね、ということで、TD-9付属の集合ケーブルと同じ機能を実現する変換小箱を作ろうと思う。さっそく結線の調査開始。
TD-9本体側はD-Sub25P のfemaleが付いている。集合ケーブルはD-Sub25P male。いやぁ汎用品で良かった良かった。で、φ6.3の標準プラグのモノラルやらステレオやらがたくさんぶら下がっている。
結果は後に記すような感じの結線であった。モノラルはTip/Sleeve、それ以外はステレオで、Tip/Ring/Sleeveで表記している。T2のSleeveやRDBのTipはオープンだった模様。
集合ケーブル単体の導通はそういうわけだったのだけれど、このケーブルをTD-9に挿すとSleeveは全部ショートしちゃっていた。そりゃまぁふつうの実装だとそうだろうな、ということで深いこと考えずにふつうに作ってもいいのだけれど、ここは付属ケーブルを模すことにして、絶縁型の標準ジャックを使うことにした。家に在庫は無いのでさっそく発注*1。いつ届くかな。
なおスイッチ機能がないジャックしか今回見つからなかったので、使わないパッドポートのTipとRingをグランドに落とすなどという技は採用しない。TD-9側でオフ処理することにする。
とりあえず位置決め的に下穴をあけたケースが以下。手持ちのMB-6だったと思われるアルミケースを加工中。TD-9についていたACケーブルの抜け止めをアルミケースのほうに移植してある。TD-9の本体のマウントプレート固定穴にケースを止めて一体化してしまう。一体化したTD-9と「配線小箱」をどのようにドラムハードウェアに馴染ませるかは、これから考える。
ケーブル単独の結線情報
D-Sub25P male ピン番号 |
パッド名 | 端子 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | Kick | T | モノラル |
2 | Kick | S | |
3 | SNR | T | |
4 | SNR | R | |
5 | SNR | S | |
6 | HH | S | = T2 S |
7 | HH | T | |
8 | HH | R | |
9 | HHC | S | モノラル |
10 | HHC | T | |
11 | CR1 | S | |
12 | CR1 | T | |
13 | CR1 | R | |
14 | T1 | T | |
15 | T1 | R | |
16 | T1 | S | |
17 | T2 | T | |
18 | T2 | R | |
19 | T3 | S | |
20 | T3 | T | |
21 | T3 | R | |
22 | RD | S | = RDB S |
23 | RD | R | |
24 | RD | T | |
25 | RDB | R |
追記
- 20080728
- T2 Sleeveに関する誤記を修正