電音の工場ブログ

趣味の電子工作を中心としたブログです.音モノの工作が多いです.

当ブログは…

リンク―やすだ(や)さんのブログ

最近自身のアンテナが低くって教えてもらってばかりです。

今回はtakedaさんからやすだ(や)さんのブログを教えていただきました。

404 Not Found | ウェブリブログ

ボコーダの検討もやっていらっしゃるようで、今後も目が離せません。

続報2―大人のシンセ

さらに続報が出た模様です> ふろくシンセのできるまで | 特集記事 | 大人の科学.net

5/9付ということなので、筆者(私)のアンテナの低さが知れる…

さらに「1980年代初頭にはAMDEK(RolandDGの前身)からパーカッション・シンセのキットも市販されていた」との情報もありました。こう言われると、その製品のことが気になってしょうがありません。どんな回路だったんだろう…。

三点リーダに句読点はつけないんじゃ… って突っ込みどころはソコではなく、AMDEKの“Percussion Synthesizer PCK-100”キター。ちなみに初歩のラジオ 1982年5月号に回路図が載っていますな。自作&操作術にも載っていたような… エフェクター百科でした。検索すれば回路図も出てくることでしょう。ネットの情報をスルーしてオクに当たるのが学研スタイル?電子ブロックのときもそうだったし。あ、でも「ネットで拾った回路図で試作しました」とは言えない大人の事情があるのかも知れづ。

企画に松武氏が咬んでるならBIAS BS-1とかBS-2になるかなーとか思ったのだけどAMDEK。AMDEKだと権利関係がクリアしやすいとかあるのかしら? そういえばCoronのDS7のクローンの記事からインスパイアされてキットを売っている車庫がありましたがどうなったんやろか。またセミナの噂を聞きつけて部品を売りつけようとしていたり? それはともかくBIASとCoronってどっちがオリジナルなんでしょうか?

で、AMDEK PCK-100。

さっそく送られてきた製品をばらして、基板を見ました。オリジナルのICが1つ使われてはいますが、それ以外には基本的にトランジスタや抵抗、コンデンサといった一般的な電子部品しかありません。

オリジナルのICとはRohmのBA662ですな。OTAですな。VCAのところですな。まぁなんとかなるんでしょうけれど、どう解決するのか注目したいところ。

それよりも筆者(私)が気になるのは、SWEEPのところの1kBカーブの可変抵抗です。センタクリックしかも中点端子ありという可変抵抗器は見つけるのがそうとう困難だと思う。可変抵抗器に強い某店でもドンピシャのがなかったし… 抵抗を2本パラってそれっぽい動きの回路にするのかなぁ。

ということでますます目が離せません。次回は5/21更新予定だそうです。

追記

元の製品にはない、LFOの波形切替スイッチまでついています。ふろくシンセのできるまで | 特集記事 | 大人の科学.net

そうそう、『エフェクター百科』の記事によれば、PCK-100は LFO波形選択、VCO波形選択の改造ができるように基板パターンが用意されていたようですね。

他にもLFOVCOのレンジを変える改造、アタック音付加をOFFる改造、ディケイ・タイムを変える改造、PCK-100を2台用意して1台でもう1台を変調する改造案が提示されています。

即席の足跡
  1. 速報 ― 大人の科学マガジン
  2. 続報―大人のシンセ