泥沼化への道標
泥沼化への道標
ここのところ電車の中で過去のノートを読んでいる。
思いつきや実装の方法、時には回路やコードなどを書き込んでいる。通勤時間に書くことが多い。現在のA5ノート形式にしたのが2002年11月で、今は11冊目で進行中。
ノートによると興味の変遷はこんな感じ。
- はじめはエフェクタ工作だった
- いろいろとエフェクタのコピーをしながらループセレクタなどを考えて
- 作りためた基板をノックダウンしてみたりしているうちに
- ギターシンセに興味を持ってあれやこれや実験を始め(写真)
- 一方で普通のアナログシンセも押さえておきたい、とtakedaさんのno titleを作り第2回サミットに参加
- ギターシンセ基盤に作ったモジュールを投入してみたり(そのころの写真)
- エフェクタはモジュラー構成に走ったりラックもの(1, 2, 3)を作ったりしたけれど
- シンセの興味が膨らんで(第4回サミットで触発されて)山下シンセを作り始め
- シンセ・モジュールを作りためつつ
- マイコンを積極的に使うようになって、シンセにもエフェクタにも適用して
- 今もいろいろ遊び中
さてこの流れのなかで工作が発展する転機となったのが、
であるといえる。F/V変換したりPLLしたりして遊ぶようになったきっかけは、Mark Hammer のサイト(http://hammer.ampage.org/) にあった、DEVICEというメールマガジンのアーカイブを見てそのなかにCraig AndertonのAMS-100
の製作記事を見たためである。
ちょっと古いので、このへんにあるのだけど、リンクをこちらに掲載する。
The Hammer Files - AMPAGE - Tube Amps / Music Electronics
- http://hammer.ampage.org/files/Device1-1.PDF
- http://hammer.ampage.org/files/Device1-2.PDF
- http://hammer.ampage.org/files/Device1-3.PDF
- http://hammer.ampage.org/files/Device1-4.PDF
- http://hammer.ampage.org/files/Device1-5.PDF
- http://hammer.ampage.org/files/Device1-6.PDF
- http://hammer.ampage.org/files/Device1-7.PDF
- http://hammer.ampage.org/files/Device1-8.PDF
- http://hammer.ampage.org/files/Device1-9.PDF
- http://hammer.ampage.org/files/Device1-10.PDF
- http://hammer.ampage.org/files/Device1-11.PDF
- http://hammer.ampage.org/files/Device1-12.PDF
効果自体はフェイザだったりフィルタだったりするわけで「それってエフェクタじゃん」というムキもあろうが、電圧制御だというところが大きく異なる。006Pから±15Vの世界に、単機能から電圧制御へ、エフェクタ製作からシンセ製作へ 泥沼化への誘い。