VCFパネル
VCFパネル
やったー。ポンチから下穴あけまでが完了。ボール盤day。
いつものことながら3mm厚のアルミ加工はつらい。しかもまだ序盤だし。余裕がなかったので写真なし。
オプティカル・センターポンチ
これは便利。前日にケガいたところにぴったり合わせてポンチを打つことができる。ググってみればロボットな人々が広く利用していることからも効果が窺えると思う(google:オプティカルセンターポンチ)。
$30弱+送料で購入したが、購入した店のWEBを見るとなんか10ドルほど値上がりしている… うーむ原油高騰の余波か?(ちがう)。
こいつでポンチしてセンタドリルを経るとパネル製作にはじゅうぶんな精度を得る。しかし実際の穴あけには後述するさらなる課題もあった。
切削油
今回の穴あけには切削油を導入した。いやー、スムーズスムーズ。今までどうして使っていなかったのであろうか。
それまでは、例えばφ7の穴をあけるときは、センタドリル後 φ3で穴あけしてそれからφ6.5に広げ、最後にリーマしていた(φ7の刃を持っていないため)。切削油を導入した今回は、センタドリルのあといきなりφ6.5でOKだった。
ただし、油が飛び散るのが難点である*1。どうしたものか…
それでも穴ズレ
そこまでやっておきながら穴ズレが発生。
どうやら先にあけた穴のバリで板を正しく平面にホールドできていないときにこれが生じている模様。
ひとつの穴をあけるごとに貫通面のバリを取ればいいんですがね。
ちなみに筆者の場合のバリ取りは、バリ取り工具は高くて買えず、ナイフは綺麗だけど手間がかかるし、φ9のドリルを手で持ってグリグリするのが一番速いようだ。
エンドミル
φ3.5のミニジャックを3mm厚のパネルにマウントするには首が短いという問題がある。回り止めの部分を0.8mmほど掘ってやればこれが綺麗に収まるので、その加工をやろうと、フライス加工用のエンドミルを調達してきた。
φ8のものでちょっと掘ってやればいいのだが、部材手持ちでは暴れて始末におえない。テーブルにクランプできちんと止めればOKだが、手間を考えると今までやっていたφ9ドリルで軽くザグるやり方のほうが速いかな。
スリット加工
まだ下穴段階だけれど、スライドボリューム用のスリット加工にも挑戦している。
- ケガキ
- エンドポイントにポンチ
- 途中はカッタで溝を付け
- センタドリルを一列にずらっと打って
- フライス加工用のエンドミル(φ1.5)で穴あけ、溝方向に穴拡張
ということをやった。が、きちんとした冶具を用意しないと暴れてまっすぐに開きそうになかったため、ちょいと中断。
まぁまぁいい具合に掘れているので、なんらかの冶具を用意したいところ。ただ卓上ボール盤のテーブルが小さいのでどうしたものか。え?X-Yテーブル? うーむ。
今回はヤスリでスリットを広げる方向に行くかも。
残り工程
まだいっぱいあるなぁ…
- 穴の広げリーマ加工
- 可変抵抗器の回り止め加工
- マウントパネルの位置あわせ穴あけ加工と曲げ加工
- スライドボリューム穴加工
などなど
*1:当然室内では作業できたものではない。