電音の工場ブログ

趣味の電子工作を中心としたブログです.音モノの工作が多いです.

シンセ電源

シンセ電源

今のシンセ用の電源(id:Chuck:20000113)は改造を重ねているうちに外装が汚くなってきた。そこで新しく作り直そうかと思い始めている。

多少は電流を引けるようにしたくて、723+電流ブースタで、それを2個重ねて正負電源にしようと考えているけれど、良くある 723+2N3055の構成を採るとすると2N3055 がTO-3パッケージで、放熱器に取り付けるときに絶縁が邪魔くさい。フルモールドの石にしたいなぁ… などと考えていたら、GreenThumbさんから「秋月で売っているMOSFETは?」とのアドバイスをいただいた。オススメいただいたのは H7N0308CF でそれはちょっと耐圧が低いが、それ以外にもバリエーションがいくつかあるようだ。ふとそういえば電源キットがあったよなぁと調べてみた。今は秋月の電源キットも 723+2N3055(マニュアル) のほかに 723+2SK2847(マニュアル) なのがあるようだ。2SK2847も良いかもしれない。

当初その電源は、山下シンセのオーディオ・ミキサ(スプリングリバーブ付き)を合わせて 2Uのケースに組もう*1かと考えていたが、できるまでに時間がかかってしまうし、ノイズの問題も心配だったので電源だけ別ユニットにする方向にシフトすることにした。

タカチで放熱を考えたかっこいいケースを見つけた(HIT型, HEN型)のだけれどちょっと小さいかな…

と考えていたらえらく時間がかかりそうな気がしてきた。まずい。まずは手元にあるスイッチング電源モジュール(どうもありがとうございます(謎))を箱に収めるところからやろうかな。

追記
秋月の電源キットに対するコメント
 http://www.car-e.net/~dai/emv/s_hatuden.htm

*1:現在 5Uのパネルで作成中で、モジュールが増えたら10Uにする。それを12UのSKBラックに収める予定。その残った2Uというわけ。