電音の工場ブログ

趣味の電子工作を中心としたブログです.音モノの工作が多いです.

サミット後に思う

サミット後に思う

いつも大いに刺激を受けるアナログシンセビルダーズサミット(id:Chuck:20051128#p1)。今後の筆者の電音活動のアイテムを考えてみた*1

モジュラーシンセ

当初は山下シンセをまるまるコピーしようと走り出した*2が、ここに来ていろいろと色気が。

VCF

yamaさんからも「やっぱりVCFは作らないと」とアドバイスを受けた。記事のダイオードラダータイプVCFをまずはコピーしようと思うが、プレイベントの昼食会で話題に出た SSM2164を使った物もかなり気になってきている。将来のポリフォニック化に向けて、小さく作れる期待があるからである。2-VCFのうちのひとつをSSM2164モノにしようかどうしようか。

さっそくアナログシンセ掲示板の過去ログ(その1その2)を読んでいる。

気を抜くとVCFからそれて、LFOやS&Hといったサイド系に走りかねないので要注意である。

Chaotic LFO

掲示板の記事にてabeさん曰く

CWG(Chaos Wave Generatorと勝手に命名)は、長年こういうのが欲しいと思っていた夢のモジュールでした。VCOVCFVCAそれぞれに独立してつなぎたいくらいです(CWGフェチ?)。デジタルMIDI)でも、管楽器2~3本の唸り感を出すのに結構苦労するんですよねぇ。

2-VCOでデチューンした音が好評で上記のようなコメントをいただいた。他の方々からも同様のコメントを。これは記事化しなくてはなるまい。

しかし気になっている部分もある。一般にDACの装備が製作時に重いのだ。記事と同じ品種を揃えるのになかなか苦労したりもするし。そう考えるとRJBさんに倣ってPWM化したくなってくる。他にもサミット当日にコメントとしていただいた「他にもパラメータをいじれないのか」という点も合わせて検討したくなってくる。ん? Doepfer互換? おまけに使っているマイコンが Strawberry-Linuxさんで期間限定で売り出された ATmega88 である。安定供給できる AVRへの改版も場合によっては必要だ。

だがしかし、そんなことを言っているといつ記事になるか不明なので、まずは現行バージョンで書き始めようと思う。

VCO

せっかく温度補償抵抗(PTC)があるので、それに対応したVCOも欲しいかも*3

実はNTCサーミスタ CMOS 4069 を使った VCO も基板ができていたりする(id:Chuck:20040719#p1)。まずはこいつをパネルにマウントしてモジュールにしようかどうしようか。やるならNGも一緒に入れようか。実は以前にRJBさんからいただいたPICノイズジェネレータの基板もそのままになっている。

オシロモジュール

yamaさんから入れ知恵されたが、筆者も実は考えていた。ただまぁ、これはしばらく着手することは無いだろう。

リズムモノ

やはりきた、インフルエンザのように。リズムモノを作りたいという衝動が。

実はケースはある(id:Chuck:20041114#p1)。問題は何をどの程度で割り切って作るか、である。

いや、打音ごとに小さい基板に組んでいくのがいいかな?

とりあえずシーケンサは入れないで別にすることにしよう。検討を始めると終わらないと思われる。

コントロール

X-Yジョイスティック

takedaさんの新作を見て作りたくなった。加速度センサも放置してあることを思い出した。

回路自体はそれほど複雑なことは無い。どういう形状に仕立て上げるのか、そこが最も重要で、最も難しい…

ゲーム機のコントローラを流用するというのも楽しそうだが、(JTAG)ICEが欲しくなるなぁ…

そして

そんなこんな考えているうちに11月が終わるわけですな。そして師走へ。

年末年始休みにどこに注力するかということでしょうか…

*1:もちろん、現在の仕掛かりをうっちゃるわけではない、はず。

*2:思い起こせば id:Chuck:20041225#p1

*3:本末転倒。