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今日の作業 ― FX SW ソフト
ちょっくら作業。
- ゼロからの立ち上がりなのか、sleepからの復帰なのかを判別できる機構の整備
入れてみた。スーパーキャパシタの完全放電に時間が掛かるので、この機構のチェックに手間取った。完全に電源を切り離すスイッチを入れれば良かったのだけれど、N.C. (Normally Closed)のスイッチが手持ちに無かったもので…
えーと、次はなんだっけ。
- 電源断検出をポーリングから割り込みにする (そして終了処理して"Power-down"モードでSLEEP)
これか。
6BM8
貰った球のなかに6BM8があったので、調べ中。
- Guyatone Black5 (GA960?)というギターアンプでスプリングリバーブのドライブに使っていたらしい。
- Gibson GA-1RT-1 が、12AX7で電圧増幅、6BM8の5極部で電力増幅、6BM8の3極部でトレモロを構成している。+整流管の 5Y3GT。
- この回路(http://www.informatik.uni-bremen.de/~dace/gg/ga-1rt.gif)、リバーブの入力が謎なんですが、どこから RED/BLACK を持ってくるのだろう。出力トランスの2次側?
- Gibson GA-8T が 6BM8 プッシュプル。
追記
大塚さんと話したときに、6BM8 はヒータには直流印加がいいのではないか、という話だった。
切り替え器
あちこちWEBサイトを見て回っていて発見した。http://www.mint.to/~banya/hand-made/html/ob-ls1-3.htm
マルチを切り替えたくて作ったようだ。内部写真も掲載されているので動作を推定してみる。
入力信号を3パラでバファリングしてsend。returnで戻ってきたステレオ信号は3系統あり、それぞれLRが2極のリレー*1に入っている。最終出力はそのうちのひとつのリレーから出ているように見えるが、この配線だとするとトーナメント方式ではなく、掲げてあるブロック図のように3系統の出力側をパラっているのだろう。
手前にある9個の黒い箱もやはりリレーと見られる。フットスイッチからの3つの選択肢を排他制御するためのものと推測する*2が品種は不明だ。かなり近接しているが感動干渉は大丈夫だろうか。動いているのなら大丈夫なのだろうな。
ケースはタカチの CF型ケースであろう。上下のパネルと前後のフレームはアルミだが側板はABS樹脂である。導電塗料かなんかを塗っちゃってパネル類とボンディングしちゃったりなんかすると素晴らしいが面倒くさいのでやっていないと思われる。ちなみにいいお値段のケースである。ところでうるさい人はループの配線のコールド側を切り替え器のケースに落とさず、絶縁型のジャックを使えというかもしれないなぁ。
売価は受注で作るとこんなものだろう。部品代だけでめちゃくちゃ高く見積もって15000円ぐらいと思われる。
なお別売りのフットスイッチのケースはなんであろうか。タカチのCD型かKC型ではないかと思う。
よそ様の作ったものを云々する気は無いが、筆者だったらメンテナンス性を考えてリレーを交換可能にすると思う。製品ライフサイクルとの兼ね合いではあるが。
FX SW リレーボックスの仕様
そろそろ考え始めないとね。ステレオのスイッチングというのも必要な人がいるということはわかった。個人的にはステレオになるのはマルチエフェクタとVG-8とGRギターシンセの出力で、レイヤーにしてしまうという使い方が多いと思われるので、ステレオ・スイッチングというよりは、電圧制御かMIDI制御のミキサーの方が欲しいところだ*3。しかし出力先のアンプを選んだりラインに振るか切り替えたりすることもあるかもしれないので、1コントロールでのステレオ・スイッチングも考えてみようと思う。それ自体は難しい問題ではない。排他制御も不要だし。
ただいかんせん1Uに収める前提で考えているので、パネルの土地の問題が深刻だ。ループとループの間に send-return を複数挟んだブロック*4をなるべく用意したいのだが…