電音の工場ブログ

趣味の電子工作を中心としたブログです.音モノの工作が多いです.

Raspberry Pi (その1.5) ― 電源は気をつけよう!

Raspberry Pi (その1.5) ― 電源は気をつけよう!

はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなグループ日記 - 機能変更、お知らせなど

では、あまりにあっけなくあっさりと出来たように書いたけれど、ハマったポイントもあった。あったけど、喉元過ぎればなんとやらで、動いてしまったので意識から抜け落ちて書き忘れてしまった。有用なログとするためには失敗談こそものぐるほしけれ。あれ?なんか意味が違うな。いいたいことは、ブログには失敗談こそ書いておけ、である>自分。

実はradiko録音機*1を作る前に大ハマリしていた。

X-ウィンドウシステムを立ち上げてゲームを始めるとload値がフルフルになって全く入力を受け付けなくなってしまうのである。調べると電源の入り口にあるポリヒューズをバイパスしたような改造がいくつも出てきた。

改造しなくちゃいけないのか? でもみんながみんなハマっているわけでもなさそうだし…

そしたら @shokai さんがヒントをくれた。

どうもありがとうございます!

Raspberry Pi(以下 RasPi)は700mA 喰わせてやらないといけないと聞いていたので、max 1A供給できる eneloop のモバイルブースタで試験していた。ちなみに電源コネクタは マイクロBのUSBコネクタである。しかし、RasPi のUSBコネクタにマウスとキーボードを繋いでいると 700mAよりももっとメシを喰うのかもしれない。とりいそぎ max 2.1供給できる iPad の充電アダプタを持ってきて、Xでゲームというこれまではまっていたポイントをクリアした。以降は快調で、先の radiko録音機 構築を行うことが出来たというわけ。

今にして思えば、使用していたキーボード(ハッピーハッキングキーボード Pro2)には USBハブ機能がついていて、電源供給も担うことができるものであるので、RasPiから見たインピーダンスが低かったのかもしれない。

RasPiへの供給電流を多めにとるか、あるいはそれはちょっと怖いのでセルフパワードのUSBハブを使用してUSB機器への電源供給はこちらから行うようにして安心動作を得る必要があるとわかった。

(続く)

*1:電動機部分がないのに「録音機」とはこれイカにタコにアワビ。今後のICレコーダの類は「録音器」と書かれるようになるのかなぁ。ちなみに電話機は昔は中の作りが電磁石だったために「電話」である。最近のかな漢字変換は「電話器」というのも候補として出してきやがる。ちなみに筆者はMIDI-CV変換器もMIDI-CV変換機も作っている。