電音の工場ブログ

趣味の電子工作を中心としたブログです.音モノの工作が多いです.

ミキサ

ミキサ


サミット用にボコーダを作っていて、そのデモンストレーションを考えた時にマイクロホンとルーパーとミキサは要るなと考えた。なぜミキサか? そういえば以前ミキサを作るとか言っていなかったか?

端的に言えば、ボコーダのデモ用としたときに、それなりの仕様・使い勝手のミキサをそれなりの期間、それなりの金額、それなりの大きさでまとめ上げるのが無理だと考えたのである。今年のメインはボコーダだしね。

デモでは次の3つを行う。

  1. 歌いつつ(ボコーダのマイク入力(エンベロープ/フォルマント))
  2. 楽器を引きつつ(ボコーダの楽器入力(キャリア))
  3. ナレーションをする

マイクロホンとルーパーと楽器(今回はiPad)とボコーダをミキサに入力する一方で、出力はルーパーへマイクを出したい、マイクやルーパーの音声と楽器音をボコーダに落としたい、当然ミックス音声をパワードスピーカに出す。

3バスぐらい要るかなぁと思ったが、

  • マイク→ミキサ(ヘッドアンプ)→インサート端子をパラアウトに使って→ルーパー
  • ルーパー戻り→ミキサ
  • マイクチャネルかルーパー戻りのチャネルをバスA出力(メインへはミュート)
  • 楽器音→ミキサ→バスB出力(メインへはミュート)
  • バスA/Bchをボコーダのマイク/楽器入力へ接続
  • ボコーダ出力→ミキサ

こんなような接続ができるミキサがあれば対応できると考えた。

予算からして6ch~10chぐらいの小さい卓を探したが、あんまりに小さい卓にはバスがない、USB I/Fのミキサはバスまわりが貧弱、PreFaderインサートがない*1などの制限と立ち向かいつつ結局選んだのは Mackie だった。

MACKIE 802-VLZ3

MACKIE 802-VLZ3

  • 出版社/メーカー: MACKIE