電音の工場ブログ

趣味の電子工作を中心としたブログです.音モノの工作が多いです.

小物3.1 ― ツェナ電圧チェッカ 完了

小物3.1 ― ツェナ電圧チェッカ 完了

先日の続きでようやく完了した。ツェナ電圧を測るDVM用アダプタ。

電池駆動は実は諦めて、スイッチング電源アダプタを使う形態にした。このアダプタがDC-DCを駆動して±15Vを生成する流れ。

作業途中DC-DCに逆電圧を与えてヤバイ臭いがしてきたが、すかさず切って治した*1。どうしてこう、電源をしょっちゅう間違えるのだろうか。

f:id:Chuck:20091225051142j:image,left レタリングを入れないとあとで間違えそうだ。青白ターミナルに測りたいツェナダイオードを止める。ツェナダイオードに流す電流設定値は1mA/5mA/10mAの切り替え式。上面の赤黒ターミナルは電流観測用。普段使いではジャンパを飛ばしておいて、電流を測るときはここに電流計を入れて値を実測できるようにという考え。

f:id:Chuck:20091225051224j:image,left 背面に見えるのがDVMを接続する端子。あ、DVMってデジタル電圧計ね。DMM(デジタルマルチメータ)の電圧測定モードで良いです。あ、いや、アナログでもいいけど。

f:id:Chuck:20091225051109j:image,left 内部の様子

f:id:Chuck:20091127044035j:image,left 検討中の裸基板の様子

f:id:Chuck:20091128071544p:image,w320,left 回路図。図中電池としてある部分が電源アダプタ(5~9V)になっちゃったけど。

出典は、

稲葉; 『精選アナログ実用回路集』, 1989年, CQ出版社

これの

404ページ 17-3 「ツェナ電圧チェッカ ― 表示をマルチ・メータで行う」

ツェナ電圧チェッカ

*1:定格から外れた電源や信号を与えた場合、目に見えた破壊がなくても性能が著しく低下しているおそれがあります。注意しましょう。