『インターフェース』2009年3月号
『インターフェース』2009年3月号
特集はじめてのマイコン活用 基礎の基礎 ― 0と1の世界のハードウェアとソフトウェアを理解しよう
今出ている『インターフェース』2009年3月号が上記の特集記事を組んでいる。「フレッシャーズ向けマイコン活用入門大特集第1弾」とのこと。
当ブログでもごく稀に「マイコン始めたいです」みたいなコメントをいただくことがあるのだけれど、ひとえに筆者の能力の無さから丁寧な解説をすることができないでいた。そんなような部分を埋めてくれるはずなのが書物リソース。それもある程度抽象化されたものがいいと思う。PICとかAVRとかターゲットが明確な書籍だと特有部分と一般部分の切り分けがなされていないものがあったりするから。
そういうわけでこの特集、このあたりのリンクに目次とか記事のちょっと読みができるので参考にされたい。3章か4章ぐらいまで読めば雰囲気がつかめるのではなかろうか。
5,6章になると学習用のCPUシミュレータ*1で内部動作を確認しながらの解説がなされている。ここまでくるともう個別にAVRなりPICなりの無料開発環境をダウンロードして、入門書を片手にそのシミュレータを動かすほうがいいかもしれない。
個人的にそれ以外では「カラー・スロット・ゲームの製作」「第二回 ColdFireアプリケーション・コンテスト結果発表」「TMS320C6713搭載DSKで学ぶ リアルタイムOS「DSP/BIOS」を利用するDSPアプリケーションの開発 第1回」といったあたりの記事が興味深かった。