タッチパネル
タッチパネル
id:Chuck:20071015:p1で言及した新ネタ。詳細は追って書く予定。
ときどき部品を買っているストロベリー・リナックスで最近発売になっていたタッチパネルを購入した。PSP用らしい。ストロベリー・リナックスが取り扱っているSparkfunのアイテム。モノはHan Touch社製で方式は抵抗膜方式。以前マルツに日開の奴があったような気がしたけれど今は見つからなかった。うーむ。
Y1 ______ X1| | X2 | | ~~~~~~ Y2
原理を解ったような気になって説明してみる。
各辺が端子になってフレキシブル碁盤ちがう基盤もとい基板へ引き出されている。X2~X1間に5Vをかけて*1、そのときにY1(またはY2)のX1に対する電位(=Y1~X1間電圧)を測ると、X2~X1間の押さえた位置に応じて分圧された電圧が観測される。手を横軸方向に動かすと0~5Vの間で値が変化する。
このとき余った端子、上記ならY2(またはY1)はどこにもつながないこと。
とりあえず写真のような実験お姿で横軸方向の0~5Vぐりぐりに成功した。
縦軸方向も同じように、Y1~Y2間に5VをかけてX1(またはX2)のY2に対する電位を測定すればよい(X2(またはX1)はオープンに)。横軸方向と縦軸方向を同時には取り出すことはできなくて、(時分割で)切り替えながら行うようだ。
ここまでが週末の進捗である。
先に進むためにはこの時分割の実装が肝要で、使ったり使わなかったりする端子を繋いだり切り離したりしなくてはいけないなぁ、アナログスイッチかなぁということで悩んでいたら、電子工作の広場SNSの筆者日記にアドバイスをいただき「出力に0/1/Hi-Z*2を切り替えられるマイコンのI/Oポートを使えばよい」と理解した。そうだよね、個別部品で作っていたらそれなりにたいへんだしね…
アナログのままで遊ぼうと思ったら、時分割した横軸方向、縦軸方向の電圧はサンプル&ホールドして取り出すのがよさげ。うーむ、結局S&Hを作ることになるのだろうか。しかもふたつ。