「あいのて」の録画を忘れないように
「あいのて」の録画を忘れないように
先日の凶器エフェクタの会・セミナで「『良い音』なんていうものは(エフェクタにおいては)無くて、『好きな音』があるだけだ」という大塚さんのメッセージがあったけれど、まったくそのとおりだと思う。
筆者は虫の音や街のノイズも好きだし、テーブルを思い切り叩いたり鍋の蓋でシンバルしてみたい欲求も強い。さまざまな音に興味があって、好きである。二十歳をすぎたぐらいからガラスに爪を立てる音が苦手になってきたけれども…
翻ってこのブログは「電音」と謳いつつも書いていることはエフェクタとシンセだから結構狭い範疇だといえる。筆者の場合は電気回路・電子回路とミートしてシンセやエフェクタなことをやっているわけだけれど、明和電機のこのような活動もメカに強かったらやってみたいところである。
やっぱり音に関することだから、最終的には音波になってなんぼのものである。オシロスコープは便利だけれど音そのものを表示しているわけではない。電気・電子的にいじればいじるほど、発音の基本である叩くや擦るや響くという物理現象には特別のまなざしを向ける。電気電子でどう真似するか難しいところのものであります。
そんな基本的な物理現象と音との関係を楽しく見せてくれていた番組「あいのて」(NHK教育チャネル)が終了となった。大変残念である。しかし特別番組が企画されているらしい。
番組監修の野村誠さんの記事(d:id:makotonomura:20070326)より、
3月28日の特別番組は再放送の予定はありません。午前10時~10時半の30分番組です。皆さん、お見逃しなく。できれば、ビデオにとりましょう。