ラジオペンチ2題
ラジオペンチ2題
使用している工具について語るシリーズ。第18回は ペンチを2種類 SANKIのものとダイソーの先曲がりペンチ
- ラジオペンチ SANKI
- ダイソーの先曲がりペンチ
ペンチは部品の足の曲げや咥えて押さえに用いる、電子工作では欠かせない工具だと言える。電子工作必需品であるところのラジオペンチやニッパについては、みなさん各々こだわりの一品があったりするのではないだろうか。
ちなみに英語ではプライヤー。ちゃんとした定義を知らないが、筆者は先の細いものをラジオペンチと呼んでいる。咥える部分が太い奴を電工ペンチと呼んだりしている。
最近抵抗やコンデンサのリード線を折り曲げるときには 折り曲げ器 id:Chuck:20050317#p1 を使っているので、ラジオペンチで折り曲げるのはもっと太い ハンダめっき線 や スズめっき線。UEWも太い奴はラジオペンチを使う。
部品を咥えるのも、力いっぱい挟むと壊れてしまうようなのはピンセットを使うが、逆にガシッとしっかり咥えたいときにはペンチ。
筆者が使っているのは、電子工作を始めたころに揃えた30年選手に近い SANKのラジオペンチ(型番不詳) と 比較的最近買った ダイソーの先曲がりペンチ。
先っぽが曲がっているのはケース内配線をしているときに電線を引っ張り上げるときに便利だったりする。ダイソーの工具はすぐ壊れてしまうものばかりだし、しかもナマモノで一度無くなると次の入荷がなかったりするから信用ならん。それでもときどきちゃんと使えるものが出たりする。先曲がりペンチも板バネで合わせているものはすぐに壊れたが、この写真のものは意外と長持ち(4年ぐらい)している。