yamaさんを囲む会
yamaさんを囲む会
詳しくは後で書く
1978年頃に 雑誌「初歩のラジオ」で「ミュージック・シンセサイザーの回路から製作,徹底ガイド」という記事を書いていた yamaさんが近くに来られる、とのことで囲む会が開催された。
当時著者のyamaさんは院生だったとのこと。一方筆者は小学生で、この連載の後半の頃*1の初ラが初「初ラ」だったのである。
さほど広くないながらもカラオケもできる個室で書物や回路図を広げる、あまり居ないような客であったことは間違いない。
たいへん感激したのは、当時の連載の記事にはならなかったもののその写真を見た読者から問い合わせの多かったというアナログシーケンサの実物をお持ちいただき、拝見することができたことであろう。もちろん四半世紀のときを経た古いもので、基板がカビていたりもして動作しないものと思われるが、その仕様と工作の仕上がりは見習うべきところが多かった。
とても有意義なミーティングだった*2。
Simple Analog Synth.
ところでその場で、20年以上前にyamaさんが考えられ、部分的に実装していたアナログシンセの構想が再提案された。
すなわちコントロール系はディジタルで、オーディオ系はアナログでというもの。ある意味で当たり前の構成かもしれないが、これを20年以上前に構想し実装していたという点は素晴らしいと思う。近年ディジタル系のデバイスが安価で入手しやすくなっていることに鑑みて、ワンチップマイコンやFPGAを投入してこの構想を具現化してみるのも面白いかもしれない。
http://analog-synth.com/cgi/bbs02/flashbbs.cgi?id=&md=viw&no=5068&tn=5068
http://analog-synth.jp/cgi/bbs02/flashbbs.cgi?id=&md=viw&no=5068&tn=5068
山下さんの20年以上前のプロジェクトのシステム構成図です。http://www.aleph.co.jp/~takeda/radio/img/SAS-chart.gif
筆者もさっそく [板書] してきた。