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ダイオード・ラダー・フィルタ (ギター用)
g:emusic:id:Chuck:20040722#p2 からの続き。今日の進捗。
シリコンのダイオードだったらどれも は同じだろうという気もするが、指定の1S1555はちょっと古い石だし、直列にいくつかつないでいるわけで、設計時想定 が V か V という違いは大きい(かも)。
余談:
問題の回路では 梯子CR の1段分の C に 0.68uF が使われており、シンセなどでよく見る回路よりも大きい値である。
だから、Cが大きい分、Rが小さくないと が下がってしまう。ギター用と考えるとシンセ用よりは低めの で良いが…
今のところ 1S1555 のデータは見つかっていない。昔のCQの規格表を探そうか… ちなみに 1S1588 データシートは東芝にて見つからず、こちらに掲載されているものを参照した。東芝セミコンダクター社、1S1588
そういえば過去トラ技にダイオード・ラダー VCF の記事があったはず、と探して見つけて 2000年4月号 の「わかる Tr/FET/ダイオード活用術」特集の 第5章。
この記事では 1N4148 を用いている。データシートを探すと DIODES のものが見つかって、V (mA) とのこと。ただ著者設計時は V 前後のものを選別して使用した模様。
昨日、使っていた 1S2076A をためしに一本計ってみたら V ぐらいの だった(室温)。1S1555の だけが問題なのであるならば、1本のところを2本にするようにして順方向電圧降下の量を稼ごうかと考えたものの、狭い箇所で改修が難しそうなので 1S1555 を探すことにした。