電音の工場ブログ

趣味の電子工作を中心としたブログです.音モノの工作が多いです.

連休の進捗 ― その1 of 2

連休の進捗 ― その1 of 2

いやもうぜんぜん時間を作れなかった。やったのはパネルのケガキ(id:Chuck:20070926:p1)とtinyLFOの製作(途中)。

tinyLFOは、これをモジュール化しようと作り始めたのはいいけれど、CVのレンジ問題でしばし悩んでしまった。

すなわち、山下シンセとの兼ね合い*1で 0~10V としているCVのレンジなのだけれど、マイコンの導入に伴ってマイコンの出力は楽を取ると 0~5Vになるわけで、それだけだったらまだいいとしてもマイコンのA/DコンバータにCVを突っ込んで電圧制御をしようなどと考えはじめたりすると、入力の保護回路をどうしようかという話になったりして、そういう悩みで逡巡していた。

結局のところ以下の方針で行くことに決定。

  • CVのレンジは 0~10Vを基本とする
    • KCV は 1V/Oct.
    • GATE信号は 10V max.
      • 5VのGATEパルスもアリ
  • LFOなどでマイコンを使用したときにはサボって CV 0~5V としてもよい
  • しかし入力CVはあくまでも0~10Vがくることを想定しておく
    • 5VマイコンのADCで受けるときには1/2分圧する+リミッタをつけて保護
      • 3.3Vのマイコンのときはどうしようかねぃ
      • マイコンのADCにプリアンプをつけるほど、では、ない、よね…
  • 0~5Vレンジを0~10Vレンジに変換するアンプモジュールを作る
    • オフセットも加えられるようにしたり…
  • どうせマイコン(PWMDAC)出力にはバッファつけるんだろうから、アンプっておけという考えもあるが…
    • エフェクタで使うときは 0~5Vレンジのほうが都合がヨサゲ

で、tinyLFO は、入力 0~10Vレンジ を分圧してリミッタかけて 5Vマイコンに突っ込んで、出力はPWMをフィルタした 0~5Vレンジをバフったもので作ることにしてみたの図。

*1:ていうか、山下シンセを作っているわけだが、色気が出てきてオリジナルモジュールとかも参画させようとして生じた現象。