電音の工場ブログ

趣味の電子工作を中心としたブログです.音モノの工作が多いです.

修理2題

修理2題

この週末に修理を試みて、結論から先に言うと、(プチ)挫折した2台。いつかリベンジを…

自作 初ラ オート・ワウ

初ラ記事のダイオード・ラダー・フィルタによるワウ。昔作ったものだが、動作がいまひとつであったため、放り出していた。回路図から手組み、オリジナルのP板パターンとは異なるもの。

ようやくやる木が育った勢いで、オシロをあててみた。電源は±9Vの安定化電源を使用。

エンベロープフォロワはそれなりにちゃんと動いている様子。ワウワウいうことはいうのだけれど、レゾナンスをいっぱいにしないとかかりが弱い。おまけにフルレゾナンスにすると(意図しない)発振をする。その系の電解コンデンサに触ると発振が止まるわワウが弱くなるわ。

ダイオードのマッチングが悪いのか、本線系のコンデンサが悪いのか、結局わからなかった。

また挫折 orz

BOSS Touch Wah TW-1

@りまさんから譲っていただいたタッチワウ(オートワウ)。繋いでみたらワウワウいわなかったので開けてみた。

開けてみたら、ネット上で回路を見たことがある 4558 x2 ではなく、RC3403 だった。へー、レイセオンバージョンも存在したのか。4558バージョンよりも古いのであろう(シリアルは内緒)。その割にはLEDインジケータはトグルするタイプ。いわゆる銀ネジタイプだが、このネジはホームセンターで ふつ~ に売っているしなぁ(爆)。

オペアンプが違えばP板パターンも違う。周辺の定数はおんなじ様な感じだが、ちゃんと回路を採ってからでないと危ないなぁということで、オシロもあてず、蓋を閉じた。パッと見で逝っていそうな部品は見当たらず、埃の堆積も少なく、700mH も切れている感じはなかった。700mH のインダクタを見て、いつか自分で巻いてみたいなと思った。

その後 蜘蛛の巣サーフィンでさまよっていたら、後述のような情報を目にした。本TW-1 もオペアンプが逝った可能性もありうるということね。

http://www.geocities.jp/dgb_studio/efector.htm (JavaScript機能を無効にして飛ぶべし) *1

BOSS PH-1修理

銀ネジ。エフェクトが不良だった。中をあけて回路を採って調べているとRC3403が不良だった。低周波発振回路側、結構無理がかかるのかもしれない。同じICがなかったので、LM324Nに付け替えたら直った。

DS-1同様LEDがペダルを踏んだ時だけLEDが光るタイプだったので変更。回路はほとんどKPS-3214と同じだった。

上記以外でも RC3403 は不良率が高かっただとかいう記述も目にしたことがある。経時変化で死んだのだとしたらエレクトロマイグレーションかな?

TW-1 の RC3403 の代替には、出来れば LM324 は使いたくないかも。

ところで、RC3403 の足ピンって、普通のクアッド OPアンプと同じなのでしょうか? どなたか教えてください。

*1:サイトトップから読んで欲しいという意図だとは思うが、リソースに効率的にアクセスできないので困りもの。