電音の工場ブログ

趣味の電子工作を中心としたブログです.音モノの工作が多いです.

作例

作例

MFSH音サンプル付き作例(http://www.moosapotamus.com/) を tonepad のこの記事経由で知った。

moosapotamusのものはCA3080を並べているようだ。それに対してtonepadのものはLM13600*1を使用している。後者は頭のバッファにLM13600内蔵のものを流用していたりして、id:r0r0さんのこの記事 id:r0r0:20050502:p1 を参考にしたのかと思ってしまった。全体構成や周辺定数をよく見てみると、違うだろうと思い直したけれど。

それはそれとして、

tonepadにあがったということはそのうちどこかからコピーキットが出てくるかな。

その電源

ところでmoosapotamusもtonepadも MAX1044? を用いて +9V から -9V を作る回路を入れている。ノイズを発生させてサンプルホールドするような揺れモノでは特にオトクでは無いと思うのだけれど自作で「箱の外は +9V単一電源」に拘るのって、どれだけご利益があるのだろうか。R.G.のページ(http://www.geofex.com/)や The Stompbox Cookbook*2 が始まりと思われる*3が、変なものが流行っちゃったなぁ(笑)

などといいつつ、筆者自身もコッククロフト・ウォルトンの昇圧回路で真空管のB電源を作ったりしていたりして、手段のためには目的を選ばない。本末転倒万歳!

*1LM13700が現行品。

*2:Nicholas Boscorelli: The Stompbox Cookbook: Build Advanced Effects for Electric Guitar & Bass

*3:あるいは六角さんの SuperOctaverか?