BOSS RC-20 ループステーション
BOSS RC-20 ループステーション
使用している工具について語るシリーズ。第11回はBOSS RC-20 ループステーション
演奏した音(ギターでもシンセでもボーカルでも)を記憶しておいて呼び出したり、オーバーダブしてサウンド・オン・サウンド したりするためのエフェクタ。
なぜこれが工具なのか?
ループステーションを自作したエフェクタや拾ってきたエフェクタに繋ぎ、あらかじめ記録しておいたギター音をループ再生することによって、ギターを持たずエフェクトの操作や調整に集中できる、というわけで立派な工具・冶具といえる。同じ演奏が繰り返されるわけで、タッチの違いも出ないし、演奏再現性という意味では完璧である。
取り回しを考えると、ひとたびギターを抱えるとスムーズにハンダゴテ作業と試奏とをいったりきたりできないが、こいつがあればそういう心配はしなくて良い。というかギターを抱えるときは演奏に集中したい、はず。
そのはずなのだが、このループステーションが活躍すればするほどにギターを取り出す頻度が落ちているような… 本末転倒とはこのことであろうか。
ところで、とても便利に使っているのだけれど、GKモノのエフェクトのチェックをするときは 7ch分をつぎつぎと繋ぎ換えなくてはいけなくてそれはそれで大変で、「それなら」と。GK-2Aをつけたギターを引っ張り出してきてしまう。あるいはもう6個買おうかなぁ(おいおい)。