電音の工場ブログ

趣味の電子工作を中心としたブログです.音モノの工作が多いです.

他人様の日記 盗み読み

他人様の日記 盗み読み

すみません、勝手に読みました。> http://homepage3.nifty.com/590guitars/0502diary.html

LFOってのは Low Frequency Oscillator の略です。LFO のリンクもご参照ください*1。コレ自体は非常に低い周波数を発振させるモジュールです*2。それを本線系に作用させることによって、ある種の揺れる効果を出すエフェクタとなります。

  • 音量を揺らせば ― トレモロ
    • それをステレオでやれば ― オート・パン
  • フィルタのカットオフ周波数を揺らせば ― (スウェル) ワウ
  • 位相を揺らせば ― フェイザ
  • ピッチを揺らせば ― ビブラート
  • 揺らしたピッチ 遅れ時間を揺らした音 と原音をミックスすると ― コーラス
  • わずかに揺らしたピッチ 遅れ時間を揺らした音 と原音をミックスすると ― フランジャ

で、LFO(だけではないけれど)の効果をどのように本線系に作用させるか、というときに「光る素子+LDR」のフォトカプラが使われることがある、というわけです(LDRの説明もキーワードをご参照ください)。可変抵抗器を手でぐりぐりと回す代わりに光る素子で制御されるLDRを使うというわけです。LDRの例としてはCdSやCdSeがあります。

光る素子の例として、LED、ネオン管、白熱電球(豆電球) などがありますが、これらは光り方がかなり違います。電球なんかはLEDに較べるとものすごく電流をたくさん流さないとろくに光りません。ということで、フォトカプラで揺れモノ制御しようというときには、LFOの出口には光る素子に応じた(電流)ドライブ回路が付いているのが一般的です。

参考になれば幸いです。

ところで、検討されている回路はコレですか?

http://www.univox.org/pics/schematics/univibe.gif

追記

一部修正しました。

追記

フィルタに追記しました。

*1はてなグループキーワードは便利だ。必要に応じてまた拡充します。

*2LFOだけでもなかなか深くて、どのような波形にするか、トリガにシンクさせたらどうなるとか、テンポにシンクさせるとどうなるとか、テーマは尽きません。