Make Tokyo Meeting #05 行ったのち秋葉原で部品買い
Make Tokyo Meeting #05 行ったのち秋葉原で部品買い
買った部品は、
- 10uFの電解コンデンサ
- 秋月の電池ケース
- 50kΩMNカーブの可変抵抗器
- 10Pのボックスヘッダ
Analog2.0工作用ですな。
秋葉原に先立って行ったのはこのイベント。略称MTM。5回目なので MTM05。
いろんな工作が集っております。それなりに楽しいし、発見も多い。
電子工作がやはり多いのだけれど、自分も日頃電子工作をする視野を持って観察をしていても異業種交流会というか異種格闘技大会といえよう。同じ電子工作とは思えない視点のものも多々。電子工作というのは手段であって、アプリケーションレイヤーのドメインはMTMではさまざま。
しかしというかそれゆえというか、MTM は自分の自作品を展示する場としてはかなり違う感じ。アプリ・ドメインが違うから問題意識を共有するところから話さないといけない。凶器エフェクタの会セミナ とか アナログシンセ・ビルダーズ・サミット とかは、アプリが狭いだけに参加者にそれなりに問題意識の共有がある。新しい人であっても常連参加者であっても、質問をしたり答えたりというなかで「どうしてわたくしがこの課題に取り組んでいるのか」というのをすでにある程度わかってくれている。温い身内に居るという見方もあるだろうけれど、前向きには積み上げるコミュニケーションであるともいえよう。
それに対して毎回ゼロベースで「これは何ですか」から始まると、それはそれで日々日常の仕事生活の中で感じている なんだかなぁ の再来で、訴求点を明確に とか わかりやすい展示 とか エンタテイン とか プレゼンテーション とか 受けるネタ とか デモンストレーションする とか 惹きつけるとか、そういうのはうんざりしている今日この頃を思い出してしまった。「『なんだかなぁ感』を開放してくれる場ではなかったな」という感想を持って帰ってきた。あ、いや、analogさんと連れ立って秋葉原へと離脱した*1。そういえばニコ技の人はMTMをどう捉えているのだろう。「異種格闘技大会 上等!」で積極参戦なのだろうか。
加えて残念だったのは、技術・技能の話ができなかったことかもしれない。
- 「これはどうやって作ったんですか?」「私が用意したこの(すでに組立済の)部品を挟むだけですよ(、買ってください)」
- 「どんな仕組みで音になっているんですか?」「難しいこと考えずにこのライブラリを呼ぶだけです」
- 「なかの回路はどうなっているんですか?」「私の書いた本を買えば書いてあります」
マーチャンダイザの立場だったら小躍りかもしれないけれども。