もうちょっとピカピカ
もうちょっとピカピカ
のあと、もう少し弄ってみた。
MSP430のコアが16bitで乗算器も持っているということで、Chaotic LFOが乗らないかな、とやってみた。これまでのAVR使用の8bit LFOだとピッチに使ったときに音がカクカクする感じがあったため、MSP430で16bit出力でやってみたらどうかと考えたわけ。
MSP430F2012は2KBのフラッシュ容量を持っているのだけれど、先のカウントダウン式LEDピカピカプログラムにfloat変数を使ったロジスティック関数と飽和処理関数 を置いて呼んだだけで、1938byteだった。関数呼び出しにしないでベタで書くとしても、SPIでDACに出力する処理と温度センサかなんかで初期値のタネを作ろうとする処理 が控えている。ちょっと苦しいかな。
処理速度としては、ロジスティック関数と飽和処理で3615クロック。16MHzとして226μsec。以前の検討では、8bit AVR の 8MHz でロジスティック関数処理だけで388μsec。飽和処理のほうが演算的に重いぐらいなので、MSP430でちょっとは速いかなといったところか。
当初IARの無料評価版環境を使ったら「入らない」と言われてしまったのでTIの無料版CCEに切り替えてこちらは問題なくビルドできた。コード制限ではなく最適化の問題だと思う。
もうちょっとツールを弄って最適化オプションを探らなくちゃ。