ロジック
ロジック
筆者は最近趣味ではロジック回路を組むことが減ってきている。低速(とはいえ20MHz)でよければマイコンで代替させちゃったほうが部品点数が少なくてすむから… せいぜいマイコンの周辺に74HC595でSPI→パラレルを展開する程度かな。
えーのさんがロジックを勉強されていらっしゃる(デジタル勉強: ギターと機材と工作日記、ロジックの勉強、続く: ギターと機材と工作日記)ということでいくつかコメントさせていただいて、真にやりたいことがわからなかったもののどうやら少なくとも単一のモメンタリスイッチからラッチングリレーを駆動したいということだったので、動くかわからないけど試しに描いてみた(*)。よく考えたら筆者は非同期は得意でない。しかし同期でやろうとするとこれまた厄介なので…
調べたらラッチングリレーの駆動パルスは10msecほどの幅が必要らしい。考えようによっては気の遠くなるかなり長い時間。ヘタなスイッチだとまだバウンスしているかもしれない時間。バウンスと言えばJK-FFをトグルで使うよりもON-ONのオルタネートスイッチをSR-FFでチャタ取りして使いたいぐらい。
10msecを作るのに CRにゲートつけて遅延させてパルスを作るようにしたけれど、この遅延量だとノイズに弱そげ。余っているシュミットを投入すべき。いやいっそのこと555とか74HC123とかでのワンショット・マルチバイブレータ(参考PDF)をお勧めしたほうが良かったかなぁ…
ロジックは入門しやすくてゲートの動作を覚えると原理回路と実用回路に大きな差も無く、だいたい動作を掴めて描きはじめられるのだけれど、トレラントにしようとするとグッと複雑になってしまうところがあるなぁ。
ところで、今だったら4000シリーズよりは74HCシリーズを使ったほうがいいです。
(今日のエントリはポエムか?)